ナイキのFuelBandのような「iWatch」のコンセプト画像が公開されていました。
このコンセプト画像(GIFアニメーション)は、ドイツの学生・Thomas Bogner氏によるもので、「Nike+ FuelBand」のフォームファクターにスマートウォッチの機能が搭載されています。
LEDのドットで構成されたFuelBandのディスプレイの代わりに、高解像度のカーブしたタッチパネルのディスプレイを搭載。
時計・音楽プレイヤーに加え、メール・Nike+Running・iMessage・カレンダーなどのアイコンも現れます。
より大きなバージョンはこちら。
制作者のBogner氏は、「物理的なプロダクトデザインが専門ではない」との前置きをしつつ、デザインしたきっかけについて次のように話しています。
数週間前にFuelBandを購入し、新製品の発表を聞いてがっかりしつつも、自分ならスマートウォッチにどのような機能が欲しいか考えてみた。(中略) これ迄に登場した製品(またはコンセプト)はどれも見た目が悪いか馬鹿馬鹿しいかその両方で、スマートウォッチは高価なだけのギミックになることは目に見えている。
たしかに、スマーウォッチとされるものはどれもサイズが大きく大袈裟なデザインのものばかりで、FuelBandは大きさの割にディスプレイが貧弱です。
よってその間をとったサイズ・デザインが、最適解となる、というのは納得できます。
「3Dテレビ」然り、さんざん話題になり飛びつく一部ユーザーがいたとしても、いちど「なくてもよい」と評価されれば市場から消えていくものです。
スマートウォッチ、とくにアップルの「iWatch」が、どのようにマーケットを形成していくのか(もしくは消滅するのか)注目されます。