』を購入、試してみました。
このバッテリー内蔵ケースの特徴をまとめると、次のようになります。
- iPhone 5を約1回充電できる2,000mAh
- スリムかつ軽量(厚さ15ミリ・重さ77グラム)
- ケースに入れたままiTunesと同期が可能
- 4つのLEDによる残量表示
- イヤフォン延長ケーブルが付属
- PSEマークを取得
付属品は、充電・同期用のmicroUSB-USBケーブル、様々な形状のイヤフォンに対応すための延長ケーブルの2つ。
本体のカラーは「ブラック」「ホワイト」の2色から選択できます。
ケースは3つのパーツで構成されており、必要に応じて着脱ができるようになっています。
内部にはLightningコネクタがあり、ここからiPhone 5の同期・充電が行われます。
コネクタの見た目はアップル純正とそっくりですが、「Made for iPhone」(MFi)は取得していないようです。
ケースを装着する際は、上のパーツのみを外してiPhone 5をスライドさせます。
下のパーツは、イヤフォンを抜き差しする際に着脱します。イヤフォンジャックが奥まっているため、そのままでは抜き差しができません。
内蔵バッテリーの残量は、電源ボタンを押して4つのLEDで確認できます。
電源がボタン式はカバンの中などでの誤動作が気になりますが、iPhoneへの給電には3秒間ほど長押しする必要があり、その心配はなさそうです。
2,000mAhという容量ながら本体の厚さは15ミリに抑えられています。この種のケースの中では最も薄いクラスに入るのでないでしょうか。
バッテリーの性能をテストしてみたところ、完全に放電したiPhone 5を約95%まで充電することができました。
フル充電したiPhoneとこのケースを合わせれば、iPhoneの駆動時間を約2倍に伸ばせる計算になります。
以前レビューをした『mophie juice pack air for iPhone 5
』と比較してみました。
【関連記事】iPhoneの駆動時間を1.8倍にする『mophie juice pack air for iPhone 5』
製品名 | Hy+ HY-IPJ1 |
juice pack air |
容量 (mAh) | 2,000 | 1,700 |
iPhone 5の充電 | 95% | 87% |
厚さ(mm) | 15 | 16 |
重さ(g) | 77 | 77 |
iTunes同期 | 対応 | 非対応 |
MFi | – | 取得 |
カラバリ | 2色 | 3色 |
参考価格 (記事掲載時) | 2,980 円 | 9,800 円 |
MFiを取得していない点が気になりますが、その他スペックでは3倍近い価格の製品と同等なようです。
現在の2,980円(税・送料込)という価格は発売を記念したもので、500台限定となっているそうです。
iPhone 5用のバッテリー内蔵ケースをお探しの方は、この機会にぜひどうぞ。