『Vinyl – the Real Record Player 』は、iPadの音楽ライブラリーをアナログレコードプレイヤー風に再生するアプリです。
ターンテーブルやトーンアームの動きはもちろん、レコード特有のプチプチとしたノイズや、年代によって異なるプレイヤーの音質の違いまで再現されています。
開発元が主な機能をまとめたプロモーション動画を公開しています。まずはこちらからどうぞ。
ターンテーブルは、1940年代から90年代まで7種類が用意されており、それぞれの時代を象徴するデザインになっています。
下の「High Fidelity」と名付けられたターンテーブルは、50年代をイメージしたもの。
こちらは70年代の「EC Technic」。
7種類のターンテーブルはデザインが異なるだけでなく、その時代の技術レベルに合わせた音も再現されています。
古い年代のものは、悪く言えばこもったような音で再生されますが、返ってそれがレトロな温かみにある音にも感じられます。
iPadに保存されている音楽ライブラリは、アナログレコードのジャケットのように表示され、タテにパラパラとめくって選ぶことができます。
時代による音質の違い再現するため、DRMで保護されている曲は再生することができません。
アルバムを選択すると、ターンテーブル上アナログレコードとして現れます。
ターンテーブルは、電源を入れるとトーンアームが自動で移動するものや、手でピックアップして針を置く必要があるものもあります。
トーンアームのつまみを持って移動すれば、頭出しや選曲ができます。つまみを持たないで動かすとガリガリとノイズが発生するの注意が必要です。
すべてのターンテーブルには、33回転(LP)・45回転(EP)の切替えスイッチがあり、機種によってはそれ以外の回転数に合わせることもできます。
ターンテーブルは振動に弱いので、再生中にiPadを動かしたり・衝撃を与えると「音飛び」するので注意しましょう。
レコードをしばらく聴いていると、ゴミが溜まってノイズが増えたり、同じところを何度もループして再生したりするようになります。
そんなときは、クリーナーで掃除をすれば元通りになります。
アームの動きやノイズ、A面/B面、あえて音質を落とした再生など、アナログレコードを聴いていた世代にとっては、懐かしくなる仕掛けが沢山盛り込まれています。
いつもとちょっと違う雰囲気で音楽を聴きたいときに、使ってみてはいかがでしょうか。
Vinyl – the Real Record Player
ミュージック:91.4 MB
価格:¥85
対応:iPad (第2世代以降)
開発:elephantcandy