アップルが、開発者向けに「iOS 6.1.3ベータ2」の配信を開始した模様です。[source: MacRumors ]
元記事によると、このベータ版には、ロック画面のバグ修正と、日本向けの地図の改良が含まれているとのこと。
ロック画面のバグは、パスコードの入力を迂回して「電話」アプリにアクセスが可能になるとうセキュリティホールで、個人情報保護の観点で問題が指摘されています。
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また、日本向け「地図」の改良は、当初iOS 6.1.1に含まれるとされていましたが、他の緊急を要する修正を優先したため、先送りされた経緯があり、
- ターンbyターン・ナビゲーション中の道路名の発音を改良
- 狭い道よりも高速をより優先するように最適化
- ターンbyターン・ナビゲーションで前方の有料道路をお知らせ
- 交差点・インターチェンジ・高速の出入り口・合流などのラベルを追加
- 駅ビル・地下鉄・信号の表示
- 高速の色を緑へ変更
- 消防署・病院・郵便局などのアイコンを変更
- 東京駅・皇居・東京タワーなどの建造物を3Dで表示
といった項目が含まれるようです。
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アップルはこの10日ほどの間に「iOS 6.1.1」「iOS 6.1.2」と、アップデートを立て続けに公開することを余儀なくされており、いつになく頻繁となっている印象を受けます。
素早い対応とみるか、クオリティの低下とみるかは意見が別れるところですが、以前よりもアップデートを安心して行えない状況になりつつあることは確かといえそうです。