アップルが、iOSデバイス向けにソフトウェア・アップデート「iOS 6.1.2」を公開しています。
リリースノートによると、このアップデートでは、
ネットワークアクティビティの増加やバッテリー寿命の短縮につながる可能性のあるExchangeカレンダーの問題を修正
が含まれているとのこと。
このアップデートで対象となるのは次のモデルとなります:
- iPhone 3GS
- iPhone 4
- iPhone 4S
- iPhone 5
- iPad mini
- iPad 2
- iPad 3
- iPad 4
- 第4世代 iPod touch
- 第5世代 iPod touch
気になるパスコードを迂回できてしまうセキュリティホールに関しては、iOS 6.1.2でも修正されておらず、iOS 6.1で指摘されている手順で再現することができます。
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また、iOS 6.1.1の開発者向けベータに含まれているとされていた日本のマップの改良は、含まれていないようです。
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パスコードの問題に関してはアップルもその存在を認めており、近々iOS 6.1.3がリリースされると考えられます。
アップデート適用の手順
アップデートは、iTunesに接続、またはWi-Fiを経由しデバイス単体で行う(OTA方式)、のいずれかで適用することができます。
OTAでのアップデートは、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」へと進み、アップデートを適用します。