OtterBox社のiPad mini用対衝撃ケース『OtterBox Defender for iPad mini
』を購入、試してみました。
同社の「DEFENDER」シリーズは、衝撃に対する保護性能の高さだけでなく、操作性を犠牲にしない設計、精度の高い造りで人気のあるケースです。
新たにシリーズに加ったこの『OtterBox Defender for iPad mini
』は、
- ポリカーボネート製のインナーシェル
- 衝撃を吸収するアウターシェル
- 液晶を保護するプロテクター
- スタンド機能付きのフロントカバー
などにより、iPad miniをしっかりと守ってくれます。
製品は大きく別けて、ケース本体(手前)とスタンド付きフロントカバー(奥)、の2つで構成されています。
ケース本体は、ポリカーボネート製のインナーシェル(左・中央)と、それを覆うシリコン製のアウターシェル(右)の3つのパーツから成ります。
3つを合わせると約198グラム(実測)あります。
インナーシェルの背面側(中央)にある2つの長方形は、衝撃を吸収する低反発素材のパッド。
ケースを装着するには、まずiPad miniをインナーシェルのバックパーツに置き、液晶プロテクター付のフロントパーツでサンドイッチします。
フロントとバックのパーツは、12カ所にもおよぶ「ツメ」でしっかりと固定されます。
次に背面と側面をぐるりと包み込むシリコン製のアウターシェルを装着します。
精度の高い造りでインナーシェルにある溝にしっかりとはまるので、まるでひとつのパーツのような一体感があります。
カメラ周辺の様子はこちら。
防水や防塵を謳っている訳ではなく、カメラにカバーはありません。
サウンドスイッチはフラップ状のカバーで覆われており、必要に応じて開閉する仕組みです。
このフラップもよく出来ていて、必要のない時はピタッと閉まった状態を維持してくれます。
イヤフォンジャックにもカバーが付いています。
スリープ・電源ボタンの操作性も問題ありません。
ホームボタンはシリコンのアウターシェルで覆われています。
柔らかいぶんより強めに押す必要がありますが、慣れてしまえば気にならなくなる程度だと思います。
Lightningコネクタにカバーがあります。
付属のフロントカバーは、2段階で角度を調節できるスタンドの機能がついています。
縦・横どちらでも使えるので、合計4通りに使えることになります。
スタンドとして使わないときは、iPad miniの背面または前面に装着できます。
フロントカバーをすると、どの方向から衝撃が加わっても完全に保護してくれます。
以前レビューをしたiPhone 5用もそうですが、「DEFENDERシリーズ」は細部までとても丁寧に造られている印象を受けます。
価格は6,980円(実売5,300円〜)と高めながら、アウトドアでの使用や小さな子供のいる家庭など、iPad miniを酷使する環境にはもってこいのケースではないでしょうか。