iFixitが、アップルの新しいイヤフォン『Apple EarPods
』の分解写真を公開しています。[source: iFixit ]
アップルが開発に3年をかけたとされる『Apple EarPods
』は、形状をこれまでの真円から「おたまじゃくし」や「豆もやし」を連想するような独特のデザインに変更しています。
パッケージングは、キャリングケースに収納された状態で販売されています。
まずはリモコンの部分。ギターピックを使って開けるようです。
基板上に並んだ3つの目玉のようなものがボリューム・操作用のボタン。中央右側にある四角いものがマイクです。
イヤフォン本体のパーツは隙間がほとんどなく、カッターを使って分解。
ドラスティックに変化した外観に比べると、中身はいたってオーソドックスです。
注目すべき点は、ダイアフラム(振動板)の素材が、これまでのブラスチックフィルムから「外側をポリマーで囲った紙」に変更されていること。
独特なハウジングによる共鳴とあわせて、ダイアフラムの素材が、音質がリッチになったとされる要因かもしれません。
下は歴代のイヤフォンを並べたもの。
上からiPhone 4S、初代iPod、Earpods。
iFixitでは、修理しながら長く使うことで環境への負担を減せるとして、製品の修理のしやすさのレーティングを行っています。
しかしながら今回は、この種のイヤフォンは部品の調達が難しく、パーツが接着されていることもあり、レーティングを諦めたようです。
『Apple EarPods
』は、iPhone 5・第5世代iPod touch・第7世代iPod nanoに付属する他、単品でも2,800円(税込)で販売されています。