問題の画像は、2つの別の修理会社から偶然にも同じ日に流出・掲載されたもので、これまでのiPhoneとは異なるデザイン・材質のバックパネルが写っています。
流出した複数の画像を調べると、
- 背面の大部分を金属製(アルミ?)へ変更
- 縦に長いデザイン
- 小型化されたドックコネクタを採用
- ヘッドフォンジャックを本体上から下へ移動
- スピーカーおよびマイクのグリルを変更
- FaceTimeカメラ(フロントカメラ)を中央へ移動
- カメラレンズとフラッシュの間にセカンドマイクを移動(?)
といった特長がみられるようです。
ニセモノにしてはかなり細部まで作り込まれているようにみえるものの、下の画像にある「iPhone」のロゴが不自然だったりと、最近すっかり影を潜めてしまっている「偽iPhone」の可能性も否定できません。
パーツの真偽はさておき、注目したいのは本体の下の部分。
兼ねてから噂されてい小型のドックコネクタ用らしき穴や、ヘッドフォンジャックがiPod touchのように本体上から下へと移動されています。
アップルは30pinの長年に渡りドックコネクタを採用していますが、これを変更するとなると、使用している周辺機器によっては買い替えが必要になっているかもしれません。
またこのレイアウトは、以前にリークしたコネクタ類のパーツ(下の画像を反転)と整合性がとれるとの指摘もあるようです。
「iPhone 5」の発売は秋頃と予想されており、パーツの生産開始までにはまだ時間があるため、ニセモノでないにしてもプロトタイプの可能性が高いのではないでしょうか。
次期iPhoneは、画面の大型化・デザインの大幅な変更・LTE対応・プロセッサーのアップグレードが確実とみられており、今後もリーク情報に注目が集まりそうです。