サンワサプライから発売された、iPhone 4・4S用のアルミ製バンパー『Aluminum Slider Bumper』を購入、試してみました。
カラーバリエーションは、今回購入した「シルバー」の他に、「レッド」「ガンメタル」「ブラック」「バイオレット」の全5色から選択できます。
パンパー本体の他に、透明な保護フィルムがウラ用・オモテ用の2枚付属しています。
アルミ製バンパーというと、重厚さを前面に出した分厚いものが多いのですが、この製品は薄さとスリムさを重視したデザインを採用しているのが特徴です。
薄いといっても、アルミブロックから削り出された本体はしっかりとした剛性があり、手にとった時の「塊感」は残されてます。
そして最大の特徴は、背面のパーツがスライド式になっていること。
これにより、工具類を使うことなく簡単に着脱することができるできます。
バンパーの内側にはウレタン製(?)のライナーが7枚貼られ、iPhone側面のメタルバンドと接触しないようになっています。
摩擦によるキズを防ぐだけでなく、アンテナへの干渉を最小限に抑えるためかもしれません。
スライド式の背面パーツを外し、iPhoneをはめ込みます。
ピッタリのサイズに作られており、気持ちよくスッと収まります。
スライド式のパーツを元に戻せば装着完了。慣れれば10秒もあれば十分なほど簡単な作業です。
一般的なアルミ製バンパーはネジで留めるものがほとんどで、工具が必要な上、手間がかかるため簡単に着脱する訳にもいきません。
ネジ無しでもパーツを固定できる秘密が、本体下の部分にある2つの「ツメ」です。
反対側から見たのが下の写真。ツメがこれらのくぼみにカチッとはまり、パーツが勝手に外れることがありません。
予想以上に精巧に作られていますが、ネジで留めている訳でないので、若干の隙間からカタカタと音がすることがあり、人によっては気になるかもしれません。
iPhone 4Sにバンパーを装着したところ。
iPhoneのメタルバンドの切れ目と同じ場所に2つのスリットがあるのは、万一ライナーが取れた場合でも、ブリッジ(ショート?)しないようにするためでしょうか。
逆からみたところ。
ボリューム、スイッチ類も問題なく使用できます。
ドックコネクタの周囲は、純正ケーブルとほぼ同じ大きさ。周辺機器によっては干渉する場合があるかもしれません。
本体上からみたところ。
スリープボタン、イヤフォンへのアクセスも問題ありません。
背面からみたところ。
一般的なアルミ製バンパーよりもスリムな割に、案外存在感があります。
金属製となると電波の受信感度への影響が心配されますが、受信強度を数値化するこちらの方法で簡単なテストを行った限りでは、とくに違いはみられませんでした。
しかしながら、なんらかの影響があることが予想されるため、電波の弱い場所で使うことが多いユーザーは避けた方が賢明かもしれません。
金属製バンパーで、スリムかつ軽量(19g)、しかも着脱が簡単、という製品はこれまでにあまりみかけません。
価格が2,980円(税込)と、アルミ製バンパーとしてはかなり手頃なのも魅力です。
持った感触も見た目も涼しげで、気温が上がるこれからの季節にピッタリのバンパーではないでしょうか。
製品名 | Aluminum Slider Bumper 200-PDA071 |
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販売 | サンワサプライ | ||
ショップ | Amazon・楽天市場でチェック・サンワダイレクト |
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サイズ・重量 | 118 x 62 x 13 (mm)、約19 (g) | ||
対応機種 | iPhone 4・4S | ||
参考価格 | 2,980 円 (税込) |