Philipsの『Vital Signs Camera
』は、カメラを使って脈拍と呼吸数を計測するiPad 2専用のアプリです。
デバイスやカメラに触れることなく、iPadの前でじっとしているだけで自動的に計測されます。
海外のApp Storeで先行してリリースされていましたが、国内でもダウンロードが可能になっています。
計測するには、オレンジの枠に顔が入るようにiPadとの位置を調整し、そのまま動かないようにします。
カメラのキャリブレーション(校正)が自動で始まり、その後測定がはじまります。
測定中は、脈拍と呼吸数の数値およびグラフがリアルタイムで表示されます。
アプリの解説によると、iPad 2のカメラで捉えた映像を分析し、脈拍による顔面のわずかな色の変化から脈拍を、胸や肩の動きから呼吸数を割り出しているそうです。
実際に計測をしてみました。
アプリが横方向にした対応しておらず、カメラが左右どちらかになるため、顔を枠に入れるのがちょっと難しいのが難点。
校正から計測まで10秒程度で終了します。
呼吸数はほぼピタリの値。脈拍は多少の誤差がみられました。
明るく静かな場所で行うことが推奨されており、より正確に計測するには場所を選ぶようです。
脈拍や呼吸数を測ることはそれほどありませんが、そのアイデアと技術には感銘を受けるものがあり、「ウソ発見機アプリ」など、他の用途への応用も期待されます。
iPad 2専用のアプリですが、フロントカメラを搭載したiPhoneおよびiPod touchにも対応して欲しいところです。
iPad 2をお持ちの方は試してみてはいかかでしょうか。
タイトル | Vital Signs Camera |
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カテゴリ | App Store > 健康&フィットネス |
開発 | Philips Innovation |
対応機種 | iPad 2 |
価格 | 85 円 |