『Traffic Panic 3D
』は、信号を制御して渋滞や事故を防ぐだけでなく、より派手なクラッシュや爆発を競って楽しむことができる、ユニークな交通整理ゲームです。
車の流れを操作し、あえてタンクローリーを衝突させたり、ガソリンスタンドに突っ込ませて爆発させるなど、(不謹慎ながら)不思議な爽快感を味わうことができます。
誰でも楽しめるカジュアルなゲームを多く輩出するNeon Playによるタイトルで、この『Traffic Panic 3D
』も、単純ながらついつい繰り返し遊んでしまうゲームです。
前作『Traffic Panic
』と同様に、一方通行の交差点を見下ろした画面でプレイ。
左から右へと車両が流れていきます。
基本的には、横に流れる交通の合間をみつけ、縦方向の道路の車両を通すのが目的です。
プレイヤーが操作するのは縦方向の信号1つのみ。
信号を赤にして交通をストップし、
青信号にして車を通します。
停止させずにそのまま走り抜けたり、ギリギリのタイミングで交差点を通過すると、より高いポイントを獲得することができます。
トレーラーのような長い車両は、より時間がかかるので注意が必要です。
また、慎重になりすぎて車が溜ると「Traffic Jam (渋滞)」となって、ゲームが終了してしまいます。
タイミングを間違えると接触や衝突が発生しゲームオーバー。事故の模様が3Dで表示されます。
面白いのは、このクラッシュも「DAMAGE (ダメージ)」として、通常のスコアとは別にカウントされるというところ。
車両を通過させたことによるスコアだけでなく、事故の被害総額で競うという別の楽しみ方もできます。
プレイする毎に得れるクレジットで、道路に現れる車両の種類を追加することができます。
クラクションを鳴らすタクシーは五月蝿いだけですが、パトカーをはじめとする緊急車両は道路の優先権があり、横方向の道路を止めるというメリットがあります。
さらに、タンクローリーや戦車といった車両を追加していくと、より派手な爆発を起こし、被害額もうなぎ上りになっていきます。
「CITY SHOP」では、ガソリンスタンドや花火工場などの建物が販売されています。
これらの交差点の角に建設すれば、事故の規模がさらに拡大すること請け合いです。
ビル解体用のクレーンは、10トンの錘を振り回し、事故車両にさらにダメージを与えてくれます。
乗用車などでも強い衝突があれば爆発しますが、「接触=大爆発」のタンクローリーを複数集めて事故を起こすのが醍醐味かもしれません。
戦車も事故後に大砲を乱射して楽しませてくれます。
事故のシーンの3Dグラフィクスはかなりの迫力で、自動的にカメラのアングルを変えるといった演出上の工夫もみられます。
指一本のタップで遊べる簡単なゲームながら、派手な事故シーンみたさに何度もプレイしてしまいます。
大爆発をみているだけ、日頃のストレスをいくらか解消できるかもしれません。
タイトル |
Traffic Panic 3D |
---|---|
カテゴリ | App Store > ゲーム |
開発 | Neon Play |
対応機種 | iPhone・iPod touch・iPad (ユニバーサル) |
価格 | 85 円 |