発売されたガジェットを即分解することで有名な同社ですが、セルフリペアに必要な情報・パーツの提供することで、壊れたものをすぐに捨てず、修理をしながら長く使う文化を浸透させ、環境保護・省資源化を目指すという理念を持った会社でもあります。
iPhone 4Sの構造は先代のiPhone 4とほぼ同じで、まず本体下面のペンタローブ(五角形のネジ)を外し、バックパネルを取り除きます。
飛躍的にパフォーマンスが向上した「Apple A5」チップを搭載しつつ、ほぼ同じサイズのバッテリーを内蔵。
A5チップ上にプリントされた「E4E4」というコードは、2Gbのメモリを2つ含むことを指し、合計で4Gb=512MBのメモリを搭載していることを表しているとのこと。
下の写真で四角く囲まれている部分は、水没をチェックするマーカー。ホームボタンのすぐ横。ドックコネクタの少し奥に位置しているようです。
分解した部品を並べたところ。
修理のプロなので無事元に戻ったと思われますが、入手したばかりのiPhone 4Sを提供したひとも、ちょっとドキドキしたのではないでしょうか。
iFixitのサイトでは、さらに多くの画像とともに詳細な分析が掲載されています。興味のある方はどうぞ。