『Motion Math Zoom
』は、数の概念を遊びながら学ぶことができる子供向けのiPadアプリです。
指先で画面を拡大(ズーム)したり縮小したりするだけで、大きな数・少数・マイナスなどを、直感的に理解することができるようにデザインされています。
開発元による動画がこちら。
アプリの言語は英語ですが、言葉が分からなくても使えるように作られています。
iPadで遊んだことが子供であれば、大人の助けを借りることなく、自分で使い方を探りながらすぐに覚えてしまうはずです。
Intro(導入)レベルの画面。カエルと数字が並んだ画面に、シャボン玉に入った数字が浮かんでいます。
画面を左右にフリックして移動し、位置を合わせてシャボン玉をタップすればクリアです。
10の位は犬が並んでいます。でも15がありませんね。
この場合は、ピンチアウトしてあげます。すると1の位みたカエルが現れ、無事15をみつけることができました。
カエルを左に進むと、マイナスが登場。
概念そのものは解説されていませんが、負の数の大小について慣れることができるでしょう。
ピンチインすると画面が縮小され、サイや恐竜が出てきます。
このように、ピンチアウト・インで自由に拡大縮小しているうちに、数のスケールの概念が分かるようになっています。
今度は「0.10」という少数が出てきました。
少数が分からずどうしていいか戸惑っても、しばらくすると画面をピンチアウトするようにヒントが表示されるので大丈夫。
少数第1位は蜂が並んでいます。
「Needle (針)」をオンにしておくと、画面右から針が少しずつ出てきます。
針がシャボン玉を割る前に答えを探す必要があるので、「時間制限モード」のようなものです。
少数第2位はノミ、第3位はアメーバのような生き物が並んでいます。
イラストはどれも、子供が親しみやすいかわいらし雰囲気です。
アプリは無料で公開されていますが、24あるレベルのうちの6つか利用できません。
この6つのレベルを試し、納得した上でアップブレードを購入(450円)する、という仕組みです。
「Motion Math」はシリーズ化され、既に分数を学べる『動く算数 – Motion Math HD
』(iPad)、『Motion Math
』(iPhone・iPod touch)もリリースされています。
大人にとって当たり前のような概念ほど、それを子供に説明することが意外に難しかったりするものです。
このようなアプリがたくさん出てくれば、算数に苦手意識を持つ子供を減らすことができるかもしれません。
タイトル | Motion Math Zoom |
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カテゴリ | App Store > 教育 |
開発 | Motion Math |
対応機種 | iPad 互換 |
価格 | 無料 (450 円でフル機能へアップグレード) |