iPadは大画面で迫力あるゲーム体験ができますが、その重さによって長時間プレイしていると腕が疲れてくることがあります。
この問題を解決すべく開発されたのが、この無料アプリ『Joypad – Game Controller
』です。
iPhone・iPod touchにインストールし、無線で接続することで、iPadをスタンドに置いたまま、対応アプリ(後述)をプレイすることができます。
Wi-FiおよびBluetoothに対応し、接続はほぼ自動で行われます。
こちらが開発者によるデモ。
iPad側でゲームを起動し、iPhoneまたはiPod touchで『Joypad
』を起動します。
接続が完了するまでは、画面に上に接続待ちのメッセージが表示されます。
無事接続されるとメッセージが消え、この時点で既にワイヤレス・コントローラーとして動作します。
デフォルトは、十字パッドとA・Bボタンの一般的なコントローラーです。
画面左下のコントローラー・アイコンをタップすると、レイアウトを選択できます。
こちらは「SNES」というレイアウト。
アプリそのものは無料ですが、アプリ内課金でスキンを購入することができます。
コントローラーとして使う為に必須ではありませんが、1つあたり85円という思わず手が出てしまいそうな値段に設定されているのが上手なところです。
「NES Retro」「GB Retro」から「N64 Retro」まで、懐かしいコントローラーが並びます。
気がついたら「Famicom Retro」というスキンを購入していました。
埋め込み画像ですが、このような感じになります。
ワイヤレスとなると遅延が気になるところですが、いくつかのアプリを試してみた限りでは、実用の範囲内に収まっている印象を持ちました。
手の疲れを軽減する他にも、画面が指で隠れることがなくなり、視界が広がるというメリットもあります。
下は現在『Joypad
』に対応しているアプリの一例。完全なリストはこちらからどうぞ。
Super Drill Panic
ゲーム:9.3 MB
無料
Super Mega Worm
ゲーム:17.2 MB
¥85
Vertex Blaster
ゲーム:6.3 MB
¥85
Meganoid
ゲーム:13.9 MB
¥170
Lars
ゲーム:14.9 MB
¥170
開発元はSDKを公開し、他のデベロッパーへも広く利用を呼びかけており、今後増えていくことが期待されます。
とくに、iOS 5に搭載予定の「ミラーリング」を使えば、大画面テレビにゲームを映しながらコンソールゲーム機のようにプレイすることが可能になり、よりこのアプリの出番がふえそうです。
iPadとiPhoneまたはiPod touchをお持ちの方は、まずは上のリストの無料アプリで試してみてはいかがでしょうか。
タイトル | Joypad – Game Controller |
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カテゴリ | App Store > ユーティリティー |
開発 | Zell Applications, LLC |
対応機種 | iPhone・iPod touch (iPad互換) |
価格 | 無料 |