株式会社ロジクールから、iOSデバイス向けのワイヤレスキーボード『Logicool Tablet Keyboard for iPad
』を評価用に頂いたのでテストしてみました。(読者プレゼントあります)
この製品の特徴をざっとまとめると、
- 文章の入力に適したフルサイズのキーボード
- 携帯に便利なスタンドにもなるケース付き
- iOS専用に作られた各種特殊キー
- 3年保証
などがあります。
とくに、汎用のBluetoothキーボードをiPad向けにパッケージしたものではなく、iOS用に設計されている点に期待が持てまます。
iPadと共に携帯することを前提に、ハードケースが付属しています。
樹脂製ではあるものの、レザー調の柔らかみのある表面加工で手触りがよく、指紋も残りません。
キーボードをスライドさせてケースから取り出します。
このケースは、簡単な2,3のステップでスタンドにもなり、1つで2役をこなしてくれます。
iPadを立てかける部分は広めにとってあるため、初代iPad・iPad 2をそのままで使えるのはもちろん、ケースに入れたままでもOKです。
横からみたところ。入力しやすいよう、適度に傾斜しています。
カーブやサイドのラインが美しく、高級感のあるデザインです。
配列はUSなので、普段JIS配列で使っているひとは、慣れるまで少し戸惑うかもしれません。
本体は大部分は極めて薄く、手前の部分はiPad 2と同じくらいの厚さしかありません。
その割には、強くタイプしても、たわみやきしみがなく、ソリッドな印象です。
普段使用しているアップル純正のキーボードと並べてみました。
サイズはほぼ同じ。キーピッチは19mmあります。
携帯性を重視するあまり、入力の快適さを犠牲にするようでは本末転倒でもあるので、メール・文章を大量にタイプするならば、やはりこのくらいのサイズになるのではないでしょうか。
マウス・キーボードの老舗メーカーだけあり、キーの手触り・タイプしたときの押し心地がよく、アップル純正のキーボードとほぼ同じ感覚で使用できます。
とくに便利なのが、iOS用によく使うホームボタン・検索キーが独立して配置されていること。
言語の切り替えはコマンドキー(cmd)とスペースで行います。
その他にも、コマンド・シフト・ファンクションキー(fn)の組み合わせで、覚えきれないほどのショートカットを利用できます。
電池は単四形4本を使用(付属)。
スペックによると、これで1年もつらしいので(使用頻度にもよる)、外出時に電池の心配しなくてよさそうです。
iPad・iPhoneなどとの接続には、初回のみペアリングが必要。
「設定」から「Bluetooth」をオンにし、キーボード裏側のコネクトボタンを押します。
ほどなく下のようなダイアログが表示されるので、書かれている4桁数字をキーボードで入力すれば接続が完了。
次回からは、キーボードの電源を入れるだけで、自動的に接続されます。
キーボード(電池含む)とケースを合わ
せた重さは約615gでした。
iPad 2(Wi-Fi)とセットで持ち歩くとすると、合計で1,216gとなり、MacBook Airの13インチよりも軽い計算になります。
この記事の原稿もこのキーボードで書いてみましたが、文章の入力に関しては、ノートブックと変わらない快適さで使うことができました。
メールやネットのブラウジングが中心であれば、10時間バッテリーがもつiPadとこのキーボードを組み合わせた方が、外出先で電源の心配がなく便利かもしれません。
iPadをノートブックの代わりとして使いこなしたい方におすすめします。
製品名 | Logicool Tablet Keyboard for iPad |
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製造 | ロジクール | ||
対応機種 | iPad, iPad 2, | ||
重量 | キーボード 394、ケース 221 (g) | ||
サイズ | 287 x 128 x 16 (mm) | ||
ショップ | アマゾン / 楽天市場 / ロジクールダイレクト |
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参考価格 | 4,750 円 |