『Art Authority for iPad
』は、西洋の有名な芸術家の作品約5万点をiPadで閲覧できるアプリです。
iPhone用には『Art Authority
』、Mac用には『Art Authority for Mac
』(Mac App Store) もあります。
iPad版は、美術館のようなインターフェースのアプリです。
古代、ルネサンス、バロック、ロマン主義、印象派、モダン、現代アート、アメリカンアートの8つの展示室に分かれており、絵画をタップすると展示室に移ります。
展示内容にふさわしいデザインの展示室が用意されており、国・様式別に芸術家が登録されています。
絵画をタップすると、登録されている芸術家の名前をパネルにリスト表示します。
アプリ内には作品のデータが収録されていないため、選択した芸術家の作品をiPadにダウンロードする必要があります。
開発元によると、ほとんどの作品画像は開発元のサーバに置かれていますが、版権があるものについては、許可を得ているWebサイトからダウンロードしているとのことです。
スワイプで前後の作品に切り替えて表示するほか、右側のサムネールから閲覧する作品を選択することもできます。
画家・作品、所蔵美術館名に下線がついているものは、Wikipediaへのリンクが貼られており、タップすると解説記事を読めます。
作品をタップすると、フルスクリーンで表示可能。ピンチで拡大することもできます。
画面をタップするとバーを表示し、地球のアイコンから作品をお気に入りに追加・写真アルバムに保存できます。
スライドショー表示も可能で、再生時には「Ken Burns Effect」を使用できます。
トップ画面の「Directory」から「Favorites」を選択すると、お気に入りに追加した作品を閲覧でき、自分の好きな作品ばかりを集めた展示室をつくれます。
それほど高解像度の画像ではないため拡大すると荒くなることもありますが、標準サイズで閲覧するには十分ではないでしょうか。
5万点を収録した画集を購入するのは、金額的にもたいへんですし、なによりも場所をとりますが、本アプリがあれば世界中の美術作品をiPadで閲覧できます。
タイトル | Art Authority for iPad |
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カテゴリ | App Store > レファレンス |
開発 | Open Door Networks, Inc. |
対応機種 | iPad |
価格 | 850 円 |