【レビュー】パフォーマンスが大幅に向上した『iPad 2』〜ベンチマーク編

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前回の「外観編」に続き、今回は大幅に向上しているとされるiPad 2のパフーマンスに注目してみたいと思います。

初代iPadは、発売されてから約1年が経過していますが、後に発売されたiPhone 4よりも体感的に処理速度が速く、使用していてパフォーマンスが悪いと感じることはありません。

iPad 2」では、タプレットデバイスとしては初となるデュアルコアプロセッサー「Apple A5」チップを搭載し、その性能がさらに向上しているとされています。

そこで、客観的な比較をするため、初代iPadとiPad 2でベンチマークテストを行ってみました。

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まずは、デバイスのパフォーマンスを数値化するアプリ『GeekBench 2
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』を使用してみました。

主にCPUおよびメモリのテストを行い、スコアとして結果を表示してくれます。

下がその結果をグラフにしたもの。比較のためiPone 3GS・4でもテストを行いました

初代iPadの約1.7倍、iPhone 4の約2倍でとなり、大幅な性能向上が裏付けられたといえます。

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さらに、JavaScriptのベンチマーク「SunSpider」で、計測してみました。

Webブラウザの描画速度を測るものではありませんが、ブラウジングの性能を比較する際の目安として参考になります。

下のグラフは、テストスコアをグラフにしたもので、初代iPadを基準(100%)として表示しています。

結果は「GeekBench」と同様、iPad 2が他を大きく引き離しているのが判ります。

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テストは全て、iOS 4.3.1をクリーンインストールした状態で行い、3回の計測した結果の平均値を使用しています。

また、最大9倍とされるグラフィクスの性能は、AnandTech詳細なテストを行っています。

グラフィクスのベンチマークは項目が多岐に渡りますが、その一例がこちら。

このグラフからも、iPad 2が圧倒的なパフォーマンスを叩き出しており、とくにゲーム・3D系のアプリで、よりスムーズで緻密な描画が可能になります。

カメラの追加や薄型化・軽量化が注目されるiPad 2ですが、アップルはその中身もしっかりと刷新していた、といえるかもしれません。

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