フォーカルポイントから発売された、iPhone 4専用のバッテリー内蔵ケース『Juice Pack Plus for iPhone 4』を購入してみました。
既に発売されている薄型のバッテリー内蔵ケース『Juice Pack Air for iPhone 4
』(レビューはこちら)の容量をアップしたモデルで、スペック上での充電容量が2,000mAhと約33%増量しています。
バッテリー内蔵ケースは各社から発売されており、当サイトでもこれまで4つの製品をレビューしていますが、どれも1,500〜1,600mAhの容量で、2,000mAhはこれまでで最大となります。
パッケージには、バッテリー内蔵ケース本体の他に、充電・同期に使うUSB-microUSBケーブが付属します。
ケースはiPhone 4をすっぽりと包む形状で、内部にあるDockコネクタで給電を行うデザインも、これまでの製品と変わりません。
アップル社が定める基準を満していることを証明する「Made for iPhone」の認定マークがあり、安心して使用することができます。
カラーバリーションは、写真の「ブラック」の他に、「シアン」「イエロー」「マゼンタ」があります。
写真では見分けるのが困難ですが、背面はマット(艶消し)のラバー風素材、側面はより硬い樹脂を採用しています。
本体は2つのピースに別れていて、離した状態でiPhone 4の着脱を行います。
iPhone 4をスライドさせて装着し、上のピースをはめます。iPhone 4のサイズぴったりに作られているので、隙間やガタつきはありません。
また、成形の精度が上がったのか、「カチッ」という音とともにピースが収まり、『Juice Pack Air
』よりも一体感が向上している印象です。
また、ボタンがこれまでの「切り抜き」から純正バンパーのような方式に変更されており、以前レビューに書いた押しにくさが改良されています。
比較しやすいように『Juice Pack Air
』(下)と重ねてみました。小さな改良ですが、使い勝手にはかなり良くなったといえます。
音量ボタン(左)とスリープ/パワーボタンを内側からみたところ。
ケースのボタンを押すと、グレーの部分がiPhoneのボタンを押す仕組みになっています。
iPhoneに装着した状態で、上下方向からみたところ。
下に並んでいるのは、バッテリー残量をチェックするボタンとそのLEDです。
カメラの周囲は、フラッシュによる映り込みを防ぐように設計されているようです。
バッテリーの残量は、4つのLEDで表示。
左の角にあるスイッチで、iPhoneへの給電のオン・オフを切換えることができます。
付属のケーブル1本で、充電および同期が行えるため、同期の度にiPhoneをケースから出す必要がありません。
『Juice Pack Air
』と並べてみました。
容量が33%増えたため重さが約15g増加していますが、厚みはほとんど変わっていません。
気になる性能ですが、iPhone 4を完全に放電した状態から、フル充電1回+α(5%)まで充電することができました(105%の充電)。
これまで試した同タイプの製品はどれも80%程度で、確かに容量がアップしていることが確認できました。
重さが気になる方や女性は『Juice Pack Air
』(レビューはこちら)という選択もアリですが、ボタンが押しやすく容量に余裕のあるこの製品をおすすめします。
製品名 | Juice Pack Plus for iPhone 4 | ||
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販売元 | フォーカルポイント | ||
サイズ・容量 | 65.5 x 130 x 18 (mm)、 2,000mAh | ||
ショップ | アマゾン / 楽天 / フォーカルストア | ||
参考価格 | 7,940円 (税込) |