App Storeではアプリのセールが頻繁に行われていますが、アプリのサイズが20MBを超えていたために、Wi-Fiが無くて買いそびれた、という悔しい経験をしたことはないでしょうか。
そこで、iPhoneを3G回線のみを利用している場合でも、セール価格でアプリを購入する簡単な方法を紹介します。
App Storeでは、携帯ネットワークへの負担を配慮し、3G回線でダウンロードできるアプリに制限を設けており、サイズが20MBを超えるものについては、Wi-FiまたはiTunesでのダウンロード・購入するように警告が表示されます。
セールの終了が近い場合などは、「家に帰ってから購入しよう」と思っていると、家に着いた頃には元の値段に戻っている、ということもあります。
例えば、通常600円のアプリが115円で販売されていた時などは、かなり損をしたような気分になるかもしれません。
そのような逃したくないセール情報を見つけたときは、App Storeの「このAppを贈る」という機能を使うと、その場で(セール価格で)アプリを購入することができます。
方法その1 – 「このAppを贈る」で友人に買ってもらう
「このAppを贈る」は、App Storeの任意のアプリを友人に贈るための機能ですが、ここでは友人に頼んで自分にアプリを贈ってもらいます。
App Storeのアプリの紹介画面の一番下に、「友人に知らせる」というボタンがあります。
これをタップすると、アプリへのリンクが付いたメールの下書きが表示されるので、友人へのメッセージを添えて送信します。
実際に行う前に、送信先の友人とあらかじめ「このAppを贈る」の使い方を確認しておくことをおすすめします。
価格は「このAppを贈る」で購入した時点で決定するので、家についてからゆっくりと友人から届いたギフトコードを使ってアプリをダウンロードすればOKです。
方法その2 – 「このAppを贈る」で自分自身にアプリを贈る
方法その1では、タイムリーに手伝ってくれる友人が必要なこと、金銭のやりとりが発生する、という2つの問題があります。
もっとシンプルなのは、「このAppを贈る」でギフトを購入して自分自身に贈る、という方法です。
「自分自身にギフトを贈れるの?」という疑問が湧くのは当然ですが、現在のApp Storeでは問題なく贈ることができます。
ただし、「受取人のメール」欄のメールアドレスは、iTunesのアカウントに登録されているものは使用することができないため、別のメールアドレスを用意する必要があります。
購入する前に価格を再確認し、「ギフトを購入」をタップして確定します。
ほどなくメールの受信ボックスに「〜さんからiTunesのギフトが届きました」というメールが届きます。
既に購入が終わっているので、セール終了を気にすること無く、後でゆっくりとダウンロードできます。
注意事項としては、アプリをギフトとして贈るにはiTunesにクレジットカードが登録されている必要があり、また、iTunesアカウントに残高がある場合でも、購入代金はクレジットカードにチャージされます。
また、無料のアプリは「このAppを贈る」というオプションが無く、この方法を利用することができません。
少し手間がかかりますが、セールを逃さないために家路を急いだり、Wi-Fiのホットスポットを探す必要もなくなるので、覚えておくと役に立つかもしれません。