アップルが、今週にもリリースするとみられていたiOSのアプデート「iOS 4.2」のリリースを遅らせるという情報が伝えられています。[source: MacStories ]
元記事によると、開発者向けに配布されているリリースの最終候補「GM (Golden Master)」で、iPadのWi-Fi接続に問題が報告されたため、これを修正した新しいビルドが用意されているそうです。
iOSのアップデートは、まず開発者向けに機能の追加およびバグの修正を加えたベータ版のリリースを重ね、品質を高めた上で一般への公開を行います。
iOS 4.2のGMは11月1日付けで公開されており、今週にもリリースされると予想されていましたが、MacRumorsのフォーラムをはじめ、iPad向けのGM版でWi-Fiの接続が安定しないという報告が相次いでいるようです。
記事では、信頼できるソースからの情報として、アップルは現在この問題を修正した新たなGMを用意しており、一般への公開は再来週になる可能性がある、としています。
アップルはiOS4.2のリリースを「11月」と発表しているため、この情報が事実だとしても、ユーザーへ約束した期限には間に合うことになります。
しかしながら、iOS 4.2では、マルチタスク・フォルダー・GameCenterといった機能がiPadに追加されるため、待ちの望んでいるユーザーも多く、一日も早いリリースを期待したいところです。