昨年に引き続き、WWDCの基調講演に参加してきました。
既に各所で報道されていると思うので、ハイライトをピックした主観的なフォトレポートをお届けします。
スティーブ・ジョブスが登壇。会場はスタンディングオベーションで出迎え。
スティーブはさすがに歳を取ったように見えましたが、声に張りがあり元気なようす。
まずはiPadのアップデート。2百万台販売などの統計を交え、いかに売れているかをアピール。
iBooksが更新され、PDFファイルの閲覧などの機能を追加。
IPhone版もリリース。
iPhoneのシェアがアンドロイドの3倍という調査を発表。
そして新モデル、「iPhone 4」を発表。
デザインはやはりリークしていたものと同じ。
「すでにみたことがあると思うが」と冗談を交え、GIZMODOの件はすでに気にしていないようす。
背面にもガラスを採用。サイドはステンレス。そして背面にもカメラ。
現行のiPhoneよりさらに薄くなっているとのこと。
機能を多数追加し、バッテリーを増量しながらそれを実現。
最も驚いたのが、サイドのステンレスは構造だけでなく、アンテナの役割もしているとのこと。
ギャップがあったのはこのため。
液晶画面のスペック。
注目は解像度。
「Retina Display」と呼ばれる、326PPIのディスプレイを搭載。
人間の目は300PPIを超えると、10インチ(25.4センチ)程度離れた場所からはドットが認識できなくなるそうです。
ハードウェアの中身。バッテリーが大部分を占め、その他の部品がギッシリと詰まっているのが分かります。
microSIMを採用したのも、スペースを稼ぐのが理由。
バッテリーが最大で40%以上向上。
iPadに採用されている「A4」チップを採用。「802.11n」に対応している点もiPadと同じ。
新しいセンサー「ジャイロスコープ」を搭載。
カメラも大幅に進化。
解像度をアップしながら、1画素あたりのセンサーの面積を変えていない。スペック上の高画質だけではないことを強調。
iMovie for iPhone($4.99=600円)。iPhoneで動画の編集が可能。
「iPhone OS」は「iOS」に改名。
1,500の新しいAPIを追加。
iOSを搭載したデバイスの累積販売台数が1億台を突破する予定。
そして「One more thing」。
ビデオチャット機能「FaceTime」。
iPhone 4同士で、Wi-FIのみで利用可能。
iPhone 4の発売は6月24日。日本も含まれます。
iPhone 4の進化がめざましく、スティーブ・ジョブスがスタッフをねぎらっていたのが印象的でした。