『iCam
』は、自宅にあるMac/PCのWebカメラの映像・音声を、外出先からiPhone・iPod touchで確認できる、監視カメラ+モニターのアプリです。
最大で4台のWebカメラを同時に監視。さらに、モーション探知機能で、動きを感知するとプッシュ通知で知らせることも可能です。
このアプリを使うには、まずPC/Macに「iCam Soruce」という無料のソフトをダウンロードし、インストールしておきます。
カメラデバイス・音声入力の設定し、任意のログイン・パスワードを入力します。
iPhone・iPod touch版のアプリ『iCam
』を起動し、設定画面で上と同じログイン・パスワードを入力します。
セットアップが非常に簡単な反面、ログインとパスワードによる認証なので、どの程度セキュリティーが確保されているかが気になるところでもあります。
「Audio」をONにしておけば、画像と同時に音声も聞くことができます。
Wi-Fiはもちろんのこと、フレームレートが0.5〜1.0/s程度に落ちるものの、3Gネットワークでの利用も可能です。つまりどこからでも、自宅の様子を確認・監視することができます。(その間Mac/PCを起動しておく必要があります)
ログイン・パスワードを統一しておけば、最大で同時に4台のWebカメラまで監視することができます。もちろん、その分のMac/PCを用意しなければなりませんが。
下は2台のMacを使って、自宅内の2箇所を同時に映しているところ。
ここまででも十分な価値があるアプリですが、さらに面白いのが「モーション探知」機能です。
この機能は、アプリ内課金で購入が可能なオプションで、設定画面の「Push on Motion」を押して追加します。
当然ながら、プッシュ通知を許可します。
プッシュの通知は、iPhone・iPod touchの設定および「iCam Source」からオン/オフを変更できます。
「モーション探知」がオンの状態で、監視している画面内で動きを感知すると、「Motion」のランプが点灯し、プッシュ通知でメッセージが送られます。
センサーの感度をスライダーで設定できるので、用途に合わせて調節することができます。
プッシュ通知なので、『iCam
』を起動していなくても、カメラが動きを感知したことを知ることができます。
動きを感知してから通知が届くまでの時間は、10秒〜2分程度までと、かなり開きがありました。
価格も手頃なので、留守中のペットの監視などに重宝するのではないでしょうか。
しかしながら、セキュリティ面での不安もあるので、プライベートなエリアを映すのは控えた方がよさそうです。また、サービスやアプリの信頼性も確かではないので、医療現場や赤ちゃんのモニターなどにはお勧めできません。
テストでは簡単に接続することができましたが、ネット環境によっては利用できない場合があるかもしれません。
アプリを購入する前に、まず「iCam Soruce」(無料)をダウンロードし、Webで受信できる「iCamWeb」で動作を確認してみることをお勧めします。
タイトル | iCam |
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カテゴリ | App Store > ユーティリティー | ||
開発 | SKJM, LLC | ||
対応機種 | iPhone・iPod touch | ||
価格 | 600 円 |