iPod用のDockコネクタを搭載するスピーカーを、ワイヤレス・スピーカとして使えるBluetoothアダプタ『コレガ Bluetooth iPodスピーカアダプタ CG-BT2MR01
』を購入、試してみました。
このBluetoothアダプタをiPod用スピーカーのコネクタに差し込むだけで、ワイヤレス・スピーカーとして使用できるようになります。
そのため、
- 離れた場所でiPhoneを操作しながら音楽を聞ける
- 迫力のあるサウンドでゲームを楽しめる
- 携帯/Mac/PCのスピーカーとして使える
といったメリットがあります。
サイズは、54mm x 26mmと非常にコンパクトで、厚さはわずか7mmしかありません。
本体の上にペアリングようのボタン、下にスピーカーのDockコネクタを挿すための端子があるだけの、非常にシンプルな構造です。
テストにはボーズのiPod用スピーカーシステム『SoundDock II
』を使用しました。
取扱説明書によると、iPhone・iPodを充電できるタイプのiPod用スピーカーであれば、ほぼ使用できるようです。
Dockコネクタに『CG-BT2MR01
』を挿したところ。
アダプタには電池を内蔵しておらず、スピーカーからの給電で動作するので、電池交換や充電をする必要はありません。
横からみたところ。
厚さ7mmとかなり薄いので、iPod nano用を除くほとんどのDockアダプタに適合するはずです。
Bluetooth機器は、初めて接続際に「ペアリング」という互いを認識させる作業が必要です(ここではiPhoneを使って解説)。
まずアダプタの上部にあるボタンを5秒間押し、ペアリングモードにします。
その状態でiPhoneの、「設定」>「一般」>「Bluetooth」を開き、”CG-BT2MRO01”をタップ。確認画面で登録を押します。
数秒後にステータスが”接続中”となれば成功です。
iPodアプリでは右下のアイコンで、Bluetoothとスピーカーの切替えができるようになります。
スペック上の最大通信距離は10mで、壁が厚くなければ隣の部屋からでも再生することができます。
しばらく音楽を再生してみたところ、音質はさすがに直接使用した場合よりも若干の劣化が感じられます。しかしながら、再生中に途切れることはありませんでした。
遅延の派生はBluetoothの宿命ですが、ほとんど気にならないレベルです。『DanceDanceRevolution』のようなタイミングがシビアなゲームでないかぎり、ほとんどのゲームで問題なく使えると思います。
iPhoneの場合は、Webブラウジング・Twitter・ゲームなど、常に手に持っていることが多く、これまでスピーカーを使う機会がほとんどありませんでしたが、このBluetoothアダプターでそれが変わりました。
バックグラウンドでの音楽再生も便利ですが、とくに低音のよく出るスピーカーでゲームをすると、まったく別次元の迫力を味わうことができます。
iPod用スピーカーを持っている方は、重宝するアイテムではないでしょうか。
製品名 | Bluetooth iPodスピーカアダプタ CG-BT2MR01 |
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メーカー | コレガ | ||
対応規格 | Ver.2.1+EDR(最大通信距離:約10m) | ||
サイズ・重量 | 54 x 7 x 26 (mm), 7.5g | ||
対応機種 | iPhone 3G, iPhone 3GS, 初代iPhone, Bluetoothアダプタ付iPod | ||
標準価格 | 5,565円(3,980円で購入) |