アップルが9月10日(日本時間)にサンフランシスコで開催したスペシャル・イベントの動画が公開されています。
病気療養から復帰したスティーブジョブスが、初めて公の場に姿を現し、プレゼンテーションを行いました。
内容は英語で1時間を超える長さなので、急がしい方の為に要点をハイライトをまとめてみました。
まずはiPhoneから。2年間で3千万台のiPhoneを販売。
AppStoreには7万5千のアプリケーションが登録され、これまで18億回ユーザーによってダウンロードされている。
iPhoneとiPod touchユーザーへ、iPhone OS 3.1を公開する。
多くの機能とバグフィクスを含んでいるが、なかでも重要なのものが2つある。
ひとつ目は、App StoreにGenius機能を追加したこと。App Storeの購買履歴を元に、おすすめのアプリを選択してくれる。
もうひとつは着信音。メジャーな4つのレーベルと契約し、30,000曲を用意。
iTunesは音楽の販売で世界一となった。ダウンロードは85億、アカウントは1億を超えた。
新しいバージョン、iTunes 9について。
Genius Mixは、レコメンデーションシステムGeniusのデータベースを使い、音楽ライブラリの中の相性のよい曲を選び、DJのように無限に再生してくれるプレイリスト。
Home Sharingは、家族の音楽ライブラリ、アプリなどが閲覧できる。しかも、ドラッグ&ドロップでコピーが可能。
iPhone・iPod touchの同期を改良。同期の管理をしやすくし、ホーム画面のアイコンの並び替えも可能になる。
iTunes ストアのデザインを刷新。画面上にナビゲーションバードを追加し、ドロップダウンでジャンル、カテゴリーへダイレクトに移動が可能。
iTunes LP。音楽以外に歌詞、写真、動画といったコンテンツを閲覧できる。iTunes extraはオリジナルの付属コンテンツ。
iTunesのデモのあと、フィル・シラーが登壇。いよいよiPod新製品を発表する。
まずは、USの音楽プレーヤーのマーケットシェアについて。73.8%がiPod。次に多いのはその他、そしてSandiskの8%、Microsftの1%と続く。
非常に人気の高いiPodの中でも、とくにiPod touchの販売が伸びており、これまでに、2千万台が売れた。
iPodt touchが人気なのは3つの理由がある。1.iPodとして優れていること。2.ブラウザとメールなどをこなし、まさにポケットに入るコンピュータであること。ここまでできる他のデバイスは、ポケットにはいれられない。
そして、3.優れた携帯ゲーム機であること。NintendoやPSPに比べて、タイトルが多く、そして低価。
iPod miniを$249から$199した際、販売台数が2倍に増えた。
$199はマジック・プライスポイントだ。だからiPod touchも$199にした。
32GBと64GBは最大で50%高速化。Open GL/ES 2.0に対応。
iPod Classic 価格を据え置きで容量を120GBから160GBへの増加。
iPod shuffleには新色を追加。さらにステンレスのスペシャルバージョンを追加。
スティーブが再度壇上にあがり、、”.. We do have one more thing …”
「One more thing」は、ビデオ録画ができる新しいiPod nano。
FMラジオにも対応。
マイクを使ったボイスレコーダ機能。歩数計の機能も。
以上です。非常に駆け足で振り返りましたが、ざっくりと内容を把握して頂けたでしょうか。
スティーブの元気な姿、ゲーム4社のデモ、最後にノラ・ジョーンズのライブなど、他にも見所が沢山あるので、時間のあるの時にぜひ動画をご欄下さい。