『iTrade
』は、iPhone・iPod touchで株売買のシミュレーションができるアプリです。
架空のお金で取引を行うものの、本物の銘柄と市場価格が使われるため、現実で売買しているようなリアリティがあります。
シミュレーション開始時に与えられるUS$100,000(約1,000万円)を運用し、より高い収益を上げることが目的です。
アプリの初回起動時にユーザー登録を行います。”Auto Login”を有効にすれば、次回からのログインは必要ありません。
ポートフォリオは$10,000の現金でスタートし、これを元にNYSE、NASDAQなどの市場の銘柄を売買して収益をあげることを目指します。
銘柄は、社名もしくは日本の銘柄コードにあたる”Ticker Symbol”で検索することができます。例えば、Appleの場合は「APPL」と表記します。
銘柄を選択すると、現在の価格、当日の高値・安値、取引ボリューム、過去の履歴などの詳細情報を確認できます。また、その会社に関する最新のニュースを確認することができ、売買の参考にすることも可能です。
銘柄の購入を決めたら、”+Buy“のボタンをタップします。
購入する数量は、株数を入力するか、スラダーを使って指定し、”Submit”で買い注文を出します。スライダーの左端は0株、右端は手持ちの現金で購入できる最大数になっています。
買い注文が成立すると、購入株数x株価+手数料($10.00)が現金から差し引かれ、ポートフォリに銘柄が追加されます。
市場はEST午前9:30-午後4:00(日本時間:午後10:30-午前5:00)にオープン。時間外の注文は”Pending Transactions“となり、翌日に持ち越されます。
Appleを含む3銘柄を購入してみました。株に詳しくないので、テクノロジーに偏ったポートフォリオになってしまいました。
初日の成績は$284の損失でしたが、4日後にはAPPLの上昇もあって$1,811のプラスにすることができました(売っていなので確定ではありませんが)
“Scores“には好成績ユーザーのランキングが公開され、なんとそのユーザーのポートフォリを見ることができます。
使いやすく見やすい画面デザインで、証券会社の専用アプリと遜色ありません。
いちどユーザーインターフェイスに慣れてしまうと、他への切換えが面倒になる傾向があるので、このような仮想売買アプリで証券会社やFXなどのプロモーションができるかもしれません。
このアプリは日本市場に対応していませんが、米国市場にも日本でよく知られている企業が多くあるので、試してみると面白いのではないでしょうか。
タイトル | iTrade |
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カテゴリ | App Store > ファイナンス | ||
開発 | Neon Surge | ||
対応機種 | iPhone・iPod touch | ||
価格 | 無料 | レーティング | ★★★★☆ |