パーツを組み立てた装置で解くパズルゲーム『Fantastic Contraption』 – 今日のアプリ第345回

02/17/2009

だれでも子供の頃、輪ゴム、割り箸、紙コップといった身近なもので工作をしたことがあると思います。

なかなか思うようにできずに試行錯誤をしたり、作ったものが動いた時はとてもうれしかったのを思い出します。

今日紹介する『Fantastic Contraption
』は、そんな工作の楽しさを思い出させてくれる、iPhone・iPod touch用パズルゲームです。

物理法則がシミュレートされた環境で、タイヤ、木片といったシンプルなパーツを組み立てて装置(マシン)を作り、決められた場所にモノを運ぶのが目的です。

ゲームの内容は違いますが、ハドソン出している物理エンジンを使ったパズルゲーム『クレヨンフィジックス
』と同じような楽しさを味わうことができます。

アプリには43のパズル面が用意されていますが、操作方法を覚えるためにまずはチュートリアルを兼ねた1面からスタートします。

２面からは自力で装置を組み立てます。

左にある丸いピンクを、右のピンク四角の中に移動するとクリアとなります。

右上の歯車をタップしてメニューを出し、パーツ、移動、削除から必要なものを選択します。

時計まわりのタイヤをひとつと、それを繋ぐ木片で装置を作りました。”START”ボタンを押して装置を動かします。

うまく動いて右の四角まで移動できれば、みごとクリアとなります。

予想通りに行かない場合は、パーツを変えたり移動するなど、何度でも試行錯誤することができます。

3面ではゴールとなる領域が高い位置にあるので、高さのある装置を作る必要があります。ヒントが出ているのでそれを参考にしましょう。

下のような装置を作ってみました。とくに意味はありませんが、ここでは駆動しない青いタイヤも使ってみました。

ゲームの面白さが分かったきたら、“Level Editor“を使ってパズル面の制作にチャレンジしてみましょう。

ユーザー登録をすると、自作したパズル面を公開したり、他のユーザーが作ったパズルで遊ぶことができます。

既に、面白いパズル、難しいパズルが数多く登録されているのでかなり遊べそうです。

他のユーザーが登録したものに、こんなパズル面がありました。高さがある上に、細い隙間を通らないとゴールの領域までたどりつけません。このように不可能に見えるパズル面でも、ちゃんと解く方法があるのですね。装置(モザイクをかけてます)をみると感心させられます。

物理法則といって難しいことを考える必要は無く、子供の頃の工作のように、”作っては動かし、また作る”を繰り返していると、だんだんとコツが分かってきます。

子供はもちろん、大人もちょっと童心にかえって楽しめる、そんなパズルゲームだと思います。