年末年始とMacworldでお休みがちだった『今日のアプリ』を本日より再開します。
今年のMacworldはブログのネタとなるような大きなニュースがあまりありませんでしたが、現地でたくさんの方とお会いできたことが、大きな収穫だったと思います。
ユビキタス・エンターテインメント(UEI)の方々とも、たまたま呼んで頂いた飲茶の席で御一緒する機会があり、今日紹介する『i書道
』のデモしてくれました。
”飛行機の中で作ったんですよ”、といって渡された『i書道
』の書き心地は、筆で半紙に書いている感覚をリアルに再現しているものでした。
起動画面は外国人が喜びそうな着物を着た女性の写真です。達筆な『書』の文字はCEO自らが筆をとったそうです。
真っ白な半紙を指でなぞると、筆を使って墨で書いたように線が描かれます。
筆の特徴である「はらい」「とめ」「はね」はもちろん、滲んだ感じや墨が少なくなって色が薄くなるところまで、再現されています。
そしてなにより、さらさらと指を素早く動かしても遅れたり途切れたりしないところが、このアプリの素晴らしいところだと思います。
画面右端をタップすると硯(すずり)が表示されます。筆に墨がなくなってきたら、この硯をこすって墨を含ませることができます。
左端をタップすると大中小の筆が表示され、用途に合わせて選択ができます。
最後に半紙に書いたのは小学生の時ですから、何十年か振りに筆で書いてみました。
画面上をタップするとメニューが現れ、新規作成、写真ライブラリに保存、Twitterに送信、などが行えます。
Twitterに送信するには、メインメニューからアカウントを登録しておきます。
“Vew Users Caligrapy”で他のユーザーがTwitterに投稿した作品を見ることができます。
“飛行機の中で作った”というのは冗談だろうと思っていたところ、話を聞くうちに本当だということが分かってきました。
硯や筆の写真もJapantownで調達してきて写真を撮ったとか。
コーディングまでユビキタスなUEIの開発陣の凄さに驚かされました。
タイトル | i書道 |
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カテゴリ | App Store > 仕事効率化 | ||
開発 | Ubiquitous Entertainment Inc. | ||
対応機種 | iPhone・iPod touch | ||
価格 | 115 円 | レーティング | ★★★★★ |