続いて今回の基調講演で唯一のハードウェアの新製品、「17″MacBook Pro」の説明に移りました。
昨年秋に刷新されたMacBookシリーズの「Unibody」を踏襲。厚さは1インチ(2.54cm)を切る、0.98インチに収められています。
液晶の解像度は、ノートブックとしては最高レベルの1920×1200(133ppi)を採用。
光沢のある画面を好まないユーザーへ向け、”Anti-Glare(つや消し)”のオプション($50)を用意しています。
新MacBookシリーズに搭載されて評判が高い(とされる)ガラス製のトラックパッドを採用。
メモリは標準で4GB。オプションで最大8GBまで拡張することが可能。
CPUはインテルCore 2 Duoプロセッサー(最高で2.93GHz)を採用。
グラフィクスは、GeForce9400Mをチップセットに内蔵し、外部でGeForce9600M GTを搭載。
この17″MacBookProの最大の特長は、最大で8時間という驚異的なバッテリー駆動時間です。
限られたスペースで最大限のバッテリー容積を稼ぐため、セルの設計から見直して新たに充電池を開発。”取り外し不可”とすることで、バッテリーの着脱のために必要となる部品を減らし、その分バッテリーの容量を大きくしています。
充電池の監視を精密に行うことで、最大1000回の充電サイクルが可能になり、環境への負担を減らすことに成功しているようです。
基本の構成は1種類で、
ディスプレイ、メモリ、ハードディスク、CPUなどをオプションでアップグレードすることができます。
発売は1月下旬とのこと。MacBook Proならではのスペックもさることながら、やはり最高8時間というバッテリーの持ちが魅力的です。
ハイエンドのノートを購入予定の方には朗報ではないでしょうか。
Appleのブースに実機があるはずなので、後ほど写真を撮ってこようと思います。