ロシアのサイトRussianiPhone.ruが、iPhone 2.2.1で「Push Notification Service」がサポートされる、との情報を掲載しています。[source: MacRumors]
「Push Notification Service」は、外部で起きたイベントを端末(iPhone/iPod touch)に通知するサービスで、メールのプッシュサービスに似た機能をサードパーティー製のアプリで実現することができます。
従来のOSでは、アプリをインストールしていくにつれてバックグラウンド・プロセスも増加し、バッテリー・メモリー・CPUリソースを浪費して全体のスピードダウンの原因になっていました。
iPhone OSでは、サードパーティー製のアプリによるバックグラウンドプロセスの常駐を禁止し、その代わりに「Push Notification Service」を導入することで、この問題を解決しようとしています。
たとえばインスタントメッセージのアプリの場合、外部からメッセージを受けるためのプロセスを常駐させる必要がありますが、「Push Notification Service」では、Appleが用意したサーバーで一旦情報を受け取り、端末への通知を行います。
WWDC 2008では9月リリースの予定と発表されましたが、その後延期され現在に至っています。
iPhone OS 2.2.1は開発者のベータも配布されておらず、今回の情報の真偽は不明ですが、そろそろアップルが実装してもおかしくない時期にきていることは確かです。
【追記】情報元のロシアのサイトに「FAKE」と書かれていることから、ニセの情報だった可能性が強くなりました。