2007年から始まった東京マラソンの影響なのか、ジョギング・ランニングを始めるひとが増えているそうです。
時間・場所の制約がなく、シューズさえあればできる手軽な運動、というところが人気の理由かもしれません。
簡単に始められる一方で、”ただ走るだけ”では単調になりがちで、トレーニングを継続するのが難しいというところが、ジョギング・ランニングの特徴でもあります。
そんなランナーをサポートするのが、今日のアプリ『RunKeeper』です。
iPhone 3G に内蔵されているGPSを使って走っている速度・距離・ペースをリアルタイムで表示します。
さらに日々のトレーニング履歴を『RunKeeper』のサーバーに自動的に保存、ユーザ毎に用意されたやランニングコースの地図表示など、ランナーのトレーニングに必要なデータを管理することができます。
GPSを利用するため、アプリの起動時に以下のような確認が表示されるので、「OK」をタップします。
トレーニング履歴の保存など、Webと連携させる機能があるため、ユーザー登録(無料)をします。
メールアドレス・任意のパスワードを入力すると、確認のメールが届いて登録が完了します。
”Send Location Data”は、ON 状態(デフォルト)でトレーニング履歴がサーバーに保存されます。
走り始める際に、画面したのメニューで、”Track Run”を選択、”Start”ボタンをタップします。
走行中は、GPSからの情報を使い、次の情報がリアルタイムで表示されます。
- 時速
- 経過時間
- 1Kmあたりの所要時間
- 走行距離
- 1分ごとのペース(グラフ)
信号など、何らかの理由で情報の更新を止めたい場合は、”Pause”ボタンをタップします。”Resume”ボタンで再開することができます。
また、ジョギング・ランニング中に着信があった場合は、自動的に”Pause”状態になります。通話が終わったら、『RunKeeper』を起動し、”Resume“で再開が可能です。
トレーニングが終了したら、”Stop”をタップします。履歴データを保存したい場合は、”Save Trip”をタップします。iPhone 本体への保存と共に、サーバーへもデータがアップロードされます。
『RunKeeper』の専用サイト(http://www.runkeeper.com)にログインし、トレーニングの履歴を確認することが出来ます。
走行距離や平均速度などの情報ともに、走ったコースをGoogleマップ上で表示します。(緑のピンがスタート地点、ゴール地点)
走ったルート上には、1Km ごとにマーキングがされるので、普段走っているコースを理解するのに役立ちます。
iPhone の制約により、データを取得している間は常にアプリを起動した状態(スリープではなく)にしておく必要があるので注意が必要です。
また、今回テストで走ったコースは建物も少なく、ほぼ正確に地図上に表示されました。都内など、GPSの精度がよくない環境では、誤差が生じる可能性があります。
ランナーをターゲットにしたアプリですが、ウォーキングやサイクリングなど、他の用途でもいろいろと使えそうです。
走りながらペースを確認しつつ、好きな音楽をバックグラウンドで再生、という使い方もできるので、より楽しくトレーニングができるのではないでしょうか?
タイトル | RunKeeper | ||
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カテゴリ | App Store > 健康&フィットネス | ||
開発 | Raizlabs Corpration | ||
対応機種 | iPhone | ||
価格 | 1,200 円 | レーティング | ★★★★★ |