麻雀牌を使ったユニークさと面白さで、かつて一世を風靡したパズルゲームの「上海」。
牌の山を少しずつ崩していく楽しさや、ゲームの終盤になって行き詰まったときの悔しさとで、いちど遊ぶとハマるひとが多いようです。
『上海』で遊んでいるときのよくあるのが、”影になっている牌がみえにくい”という問題です。積み上げられた麻雀牌という3次元の世界を、2次元の画面で表示するのですから無理もありません。
その問題を解決したのが、今日のアプリ『Moonlight Mahjong Lite』です。
iPhone・iPod touchの”マルチタッチ・インターフェイス”を活用し、3D表示された麻雀牌をあらゆる角度から見える画期的なインターフェイスを実現しています。
スムーズな回転で影になった部分を簡単にチェックでき、見る角度を自由に変えることで、牌がどの段にあるのかを素早く確認できます。
画面の操作は次のように行います。
- 拡大 – ピンチアウト(2本の指で広げる)
- 縮小 – ピンチイン(2本の指でつまむようにする)
- 回転 – 2本の指を別々に動かす
- 角度を変える – 2本の指を同じ方向にドラッグ
- 移動 – 1本の指でドラッグ
文章で書くと分かりにくいですが、直感的に分かる使いやすいユーザーインターフェイスになっています。
盤面は次の4種類から選ぶことができます。
1. Classic (Turtle)
2. Pyramid
有料のバージョン『Moonlight Mahjong』では、計12の盤面から選ぶことができます。(4つで十分な気もしますが)
”お試しバージョン”という位置づけにもかかわらず、有料バージョンと機能的には変わらないようなので、非常に”太っ腹”ですね。
秀逸なインターフェイスを体験するだけでも、ダウンロードする価値があると思います。
完成度が高いアプリですが、効果音・BGMが無いのが寂しいので、評価は4点とします。
タイトル: Moonlight Mahjong Lite
開発: Midnight Martian
ジャンル: Game
対応機種: iPhone / iPod touch
配布: App Store
価格: 無料
レーティング: ★★★★☆