Keynote 当日、朝5時過ぎに会場となる”Moscone West”に到着。前日の20時には15人程度だった列は、場所を変えて100人ほどになっていました。
列の最後尾のひとに、”Keynoteの列だよね?”と聞くと、”そうだけど、プレミアムパスの列だよ。”、との返事。 席が確保されている$1,700~のパスを持っているにも関わらず、よい席を取るために並んでいたのです。
並ぶ場所を間違えたので、昨夜と同じ場所(4th & Howard)へ移動。先頭のメンバーは同じでしたが列がかなり長くなっているのが見えました。中継の用意をするプレスもいました。
とりあえず一番後ろを探して歩き始ましたがなかなか辿りつきません。歩いても歩いても最後尾が見つからないのです。結局最後尾は1ブロック続いてさらに5th沿いにまで伸びていました。近くに並んだ人によると、去年より1時間早くきたのにほとんど同じ場所だった、とのこと。
思ったよりも気温は下がっていなかったものの、ただ立って待っていると冷え込んできます。それを察したのか、6時過ぎにスタッフが列をMoscone West の1階に誘導。屋内で快適に待つことができました。
Keynote が始まる10分ほど前に、会場となる3階への移動方法をスタッフが説明。3階へはエスカレータを使うので、安全にすばやく移動出来るようにペアを組んで整列するように、との指示がありました。
実際に列が動きまじめたときには既に9時をまわっていました。スタッフに誘導されエスカレータを上ると。。。
「ん???」
会場であるはずの3階ではなく、なぜか2階でエスカレータを降ろされます。先ほどまで興奮でざわめいていた周囲が急に静寂に包まれます。
そうです、既に会場は満席になり、あぶれた人たちは別室でスクリーン越しにKeynoteを観ることになるのです。
このために日本から来たようなものなのでかなりショックでした。
私の前に並んでいたひとのうち、結構な人数が2階で降ろされていました。いったい何時から並べばよかったのかはわかりません。
毎年Keynoteへの注目は高まっているようです。来年参加を検討している方は、プレミアムパスを買うか、かなり早くから並ぶ覚悟が必要になりそうです。
以上、”生ジョブスへの道のりは考えていたより遠かった”、というレポートでした。