『HeartWatch』は、Apple Watchで計測した心拍数の記録を可視化してくれるアプリです。
Apple Watchには心拍センサーが搭載されていますが、とくに何もしなくても腕に着けているだけで、心拍数がバックグラウンドで記録されていることは、あまり知られていないかもしれません。
心拍数の履歴は、標準の「ヘルスケア」アプリ>[ヘルスケアデータ]>[バイタル]>[心拍数]>[すべてのデータを表示]で確認できますが、そのままでは数字の羅列でしかありません。
このアプリ『HeartWatch』は、これらの心拍データを見やすく表示してくれます。
その日のデータがひと目でわかる「バッジ」
このアプリの最大の特徴は、その日の心拍計データをまとめた「バッジ」という表示方法を採用しているところです。
平常時の心拍データは、「Elevated」「High Resting」「Resting」「Low」の4つのゾーンに分類して色をつけます。
バッジはこのゾーンで同心円をカラーリングし、中心に平均の心拍数を表示したもので、これを見るだけで1日の概要を把握できます。
詳しくデータをみたい場合は、バッジをタップすると、生のデータをグラフで表示してくれます。
バッジはカレンダー表示でき、おおよそのトレンドを読み取ることができます。
ストレスが多いと心拍数が上がるともいわれており、カレンダー表示から自分でも気づいていないストレスを発見できるかもしれません。
カレンダー表示は、その日の最小・最大値などにも対応しています。
エクササイズ中の心拍数も可視化
Apple Watchで「ワークアウト」アプリを使うと、その間の心拍数は平常時とは区別して扱われます。
ゾーンのカラーもワークアウト用に別のものを用意。
例えば、グリーンは「Fat Burn (脂肪燃焼)」のゾーンで、バッジのグリーンが多いほど脂肪燃焼に適したエクササイズだったことがわかります。
睡眠時の心拍数も可視化
Apple Watchを着けたまま寝る必要がありますが、就寝中の心拍数を可視化することもできます。
寝る前にApple Watchの画面をForce Touch(強く押し込む)し、「Sleep」を選択すると睡眠モードになります。
Complicationにも対応しているので、最近計測された心拍数をWatchフェイスに表示することもできます。
Apple Watchをしているだけで心拍データは収集されているので、このようなアプリで分析してみると、何かしら気付くことがあるかもしれません。
HeartWatch
ヘルスケア/フィットネス:3.9 MB
価格:¥360
開発:Tantsissa