42mmのApple Watchには、38mmよりも容量が多い246mAhのバッテリーが内蔵されていることが明らかになりました。
既にお伝えしているとおり、iFixitの分解により、38mmのApple Watchには容量205mAh (3.8V 0.78Whr)のバッテリーが内蔵されていることが判明しています。
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分解された38mmのApple Watchの中身をみると、バッテリーがかなりのスペースを占めていることがわかります。
よってケースが大きい42mmには、より大きなバッテリーが内蔵されていることが予想されます。
実際、Appleは両サイズのバッテリー持続時間について、42mmの方が長い、と明言しています。
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しかしながら、iFixitの分解は38mmケースで行われたもので、42mmのバッテリー容量について触れておらず、どのくらい違うのは不明でした。
そこで情報を収集したところ、teardowns.comというサイトに、以下のような42mmの分解写真が掲載されていました。
バッテリーの部分を拡大すると、3.78V 0.93Whrと表記されていることが確認できます。
「mAh」の表示が隠れていますが、容量は約246mAhであることがわかります(0.93Wh÷3.78V)。
32mmケースが205mAhなので、ちょうど20%容量が多い計算になります。
42mmの方が画面が大きいぶん消費電力も多いはずなので、単純に持続時間も20%増える、というわけではありません。
しかしながら、アップルが主張する「42mmの方が通常長く持続する」ということが、両サイズのバッテリーの容量によって裏付けられたことになります。