花粉シーズン本番を迎え、換気口から侵入してくる花粉が許せなくなったので、空気清浄機にパイプで直結してみました。
筆者の家では花粉対策として、家に持ち込まないよう玄関に入る前に叩いて落とす、帰宅後すぐにシャワーを浴びる、各部屋に空気清浄機を置く、などを行なっています。
しかしながら、下のような「換気レジスター(換気口)」から外気と共に花粉が入りたい放題で、これをなんとかしない限り花粉対策が無意味な気がしてきました。
そこで、換気口に取り付けるフィルターなども試しましたが、薄いフィルター1枚で花粉をどれくらいキャッチできるか怪しいため、HEPAフィルター付きの空気清浄機に直接吸わせることにしました。
適当な部材を探したところ、ホームセンターなどで売られている「エアコン用の化粧カバー」が良さそうなので購入。
化粧カバーにも色々なタイプがあるのですが、換気口をすっぽりとカバーでき、見た目もスッキリしている稲葉電工の「MDシリーズ」にしました。
パイプの部分はパーツが前後に別れていて、まずは背面側をネジで壁に取り付けます。
あとは前面側のカバーを被せるだけ。
これで換気口から外気(と花粉)はパイプを通って下の穴から出てくるようになります。
空気清浄機を置いたところ。
背面から空気を吸い込むタイプなので、このように設置しています。
横からみたところ。
空気清浄機のスペックによれば、内蔵されている静電HEPAフィルターで99.97%以上の粒子(花粉を含む)を集塵してくれるらしいので、換気口からの侵入をほぼ阻止できるはずです。
花粉以外にも、排気ガスによる黒いスス、隣人のタバコの匂いなども効果があると思います。
「換気しなければいいのでは?」と思いがちですが、換気がいかに重要かを以前の記事でも解説していますので、あわせてどうぞ。
室内の花粉をゼロにすることは難しいですが、主な侵入経路を潰すことでかなり減らすことができるのではないでしょうか。
花粉に苦しむ方の参考になれば幸いです。