「iOS 10」には、Lightningポートへの水分の侵入に対して警告する機能が追加されているようです。
EverythingAppleProの動画によると、iOS 10 Beta 3の変更点の一つに、濡れたLightningコネクタを感知して警告を表示する機能がある、とのこと。
ちょうど手元にあった、iOS Public Beta 2を入れたiPhone 5SEを使い、実際に水に濡らしたLightningコネクタを挿してみたところ、警告が表示されることを確認できました。
(iOS 10 Public Beta 2は、開発者向けのiOS 10 Beta 3と同等のようです)
警告を訳すと、
Lightningコネクタに液体を検出しました。iPhoneを保護するため、このLightningアクセサリを外してコネクタを乾かしてください。
となります。
また、「Ignore (無視する)」をタップすると、
警告を無視しますか? この警告を無視すると、iPhoneが破損する可能性があります。
という確認が表示されます。
Engadgetによると、この警告が表示されるのは、iPhone 6s/6s Plus/5SEに限定されるとのこと。
よって、センサーまたは回路など、ハードウェアのサポートが必要な機能なのかもしれません。
また、このタイミングで機能を追加した理由を考えると、以前から噂になっている「iPhone 7 (仮称)」の防水対応を邪推したくなります。
次期iPhoneは、デザイン上の変化がほとんどなく、また目玉機能に欠けるとされていますが、もし防水仕様となるのであれば、俄然注目されることになるかもしれません。