『BitCam』は、低解像度の写真を撮影することに特化したカメラアプリです。
今日では、高画素数のカメラやRetinaディスプレイが当たり前となっていますが、初期のMacintoshなどは、1ビット(白と黒のみ)で画像を表示していました。
そんな懐かしい時代にタイムスリップさせてくれるのが、この『BitCam』です。
ファインダーに映る画像は1ビットで、ユーザーインターフェイスもOld Mac風。
解像度(ドットの大きさ)は3段階あり、設定画面で指定できます。
もっとも細かい「Super-Res」で撮影したのがこちら。
「Standard」で撮影すると、ドットがよく見える味のある画像になります。
もっとも粗い「FatBits」で撮影すると、ドット絵のようなアートな雰囲気になります。
撮影した画像のキャンセルは「ゴミ箱」、共有は「地球」、保存は「フロッピーディスク」と、レトロ感溢れるアイコンが使われています。
白黒の撮影は無料ですが、カラーでの撮影は有料(240円)のオプションとなります。
解像度は低いままですが、カラーになると白黒とはまた違った印象になります。
身の回りのものや見慣れた風景も、このカメラで撮影すると面白い作品になるかもしれません。
ひとによっては懐かしく、また若いユーザーにとっては「新しい」と感じるかもしれません。
基本機能は無料で使えるので、ぜひお試しを。
BitCam
写真/ビデオ:2.2 MB
価格:無料 (App内課金あり)
開発:The Iconfactory