iFixitが、発売されたばかりの「iPhone 6s Smart Battery Case」の分解レポートを公開しました。
まずはマイクロファイバーの内張を剥がすところから。
加熱して接着剤を柔らかくし、プライヤーで引き剥がすと、金属製の部品が顔を覗かせます。
トルクスネジで固定されている金属製のプレートを外すと、バッテリーパックが現れます。
バッテリーパックはかなり強力に接着されているようです。
バッテリーの容量は7.13 Whrで、iPhone 6sの6.55 Whrよりも若干多いことになります。
さらに分解を進めるため、下の部分をカット。
メインボード、フレックスケーブル、Lightningコネクター等を取り出します。
入力用の「メス」と出力用の「オス」の2つのLightingコネクターは、2階建てのように重ねてあります。
メインボードには最小限のチップしかなく、「スマート」な制御はiOS側で行っているようです。
接着剤が多く使われており、非破壊での修理が難しいため、修理のしやすさの評価は10段階で「2」という低い評価となっています。
分解の詳細な手順および写真は、iFixitのサイトをどうぞ。