Anker(アンカー)の『Compact Car Jump Starter Portable Charger』(税込7,999円)を購入してみました。
このバッテリーは、スマホやタブレットの充電だけでなく、バッテリーが上がった自動車のエンジンをスタートできるという、1台2役の製品です。
パッケージの内容は次の通り。かなり充実しています。
- バッテリー本体
- ジャンパーケーブル
- microUSBケーブル
- ACアダプター
- シガーソケットアダプター
- キャリングケース
デザインは異なりますが、以前レビューをした『RAVPower カージャンプスターター』とサイズや仕様が似ているので、同じ供給元からのOEMかもしれません。
かなり明るいLEDライトを搭載しており、非常時に懐中電灯として利用できます。
「PowerIQ」対応の出力ポートが2つあり、スマートフォン・タブレットの急速充電ができます。
バッテリーの残量表示は4段階。
最低でも1つのLED( 25%)がないと、自動車のジャンプスターターとして利用できないとのこと。
付属のジャンパーケーブルを接続したところ。
ジャンパーケーブルの中程に、接続ミスや問題を防止するインジケーターがあります。
ケーブルを接続した状態では、緑と赤が交互に点滅。
実際に自動車で試してみました。
赤のクリップをバッテリーの赤(プラス)に、黒のクリップを黒(マイナス)に接続します。
バッテリーが上がった状態をシミュレートするため、マイナスを端子を外して接続してみました。
正しく接続されていると、緑(START)が点灯し、エンジンを始動できます。
実際に試したところ、いつもどおりセルモーターが回り、一発でエンジンをスタートできました。
3.0Lまでのガソリンエンジン車、2.5Lまでのディーゼル車に対応しているとのこと。
付属のキャリングケースケースは結構しっかりとしていて、付属品をまとめて車に載せておくのに便利です。
JAFをはじめ、最近では保険に付帯のロードサービスが充実しているようですが、
- 寒冷地に住んでいる
- ウィンタースポーツに車で行く
- 駐車場が前向き指定
- 普段あまり乗らない車・バイクを所有している
という方は、活躍する機会があるかもしれません。
また、気温が下がるこれからの季節は、バッテリーの性能も落ちる傾向にあるので、これを積んでおけばいざという時も安心ではないでしょうか。