iPhoneの充電ができる財布『NOMAD Wallet for iPhone』を購入してみました。
米NOMAD社は、キーホルダー型のLightningケーブルやApple Watch用の携帯バッテリーなど、ユニークな商品を開発することで知られるメーカーです。
同社の最新作である『Wallet for iPhone』は、財布にバッテリーとLightningケーブルを内蔵し、持ち歩くアイテムを減らすことができるという優れもの。
パッケージのロゴが語るように、LightningケーブルはアップルのMFi認証を取得しています。
見た目はごく一般的な2つ折り財布のようですが、折り目の部分に細長いリチウムイオン電池が内蔵されています。
Lightningケーブルはバッテリーに直付けされており、折り目の内側に収納されています。
ケーブルを使用しないときは、先端をポケット状のカバーにハメ込む仕組み。
内蔵バッテリーの充電は、microUSBの入力端子から行います。
4個のLEDランプで、バッテリーの残量がわかるようになっています。
約2時間の充電で満タンになります。
製品スペックによると、バッテリーの容量は2,400mAhで、iPhone 6sを1回フル充電できるとのこと。
実際に完全に放電したiPhone 6sで試したところ、フル充電とまではいかないものの、98%まで充電できました。
財布から出ているケーブルでiPhoneを充電していると注目を集めそうですが、会話の糸口を掴むのネタと思えば、もしろメリットかもしれません。
肝心の財布としての機能は、6つのカードポケットと十分な大きさの紙幣ポケットがあり、普通の財布と変わりません。
素材は、型押し加工を施した耐久性のあるサフィアーノ・レザー。
縫製も雑な感じはしません。
筆者が普段使っている財布と並べたところ。
カード類を入れた状態の厚みはほぼ同じで、バッテリーの分だけサイズが大きくなっているようです。
ジーンズのバックポケットに入れて座るとさすがに違和感がありますが、バッテリーのある折り目が上に来るようにするとかなり緩和され、慣れれば問題ない程度に感じました。
国内では発売されていませんが、米NOMADのサイトで注文すると、日本へも発送してくれます。
価格は$99.99で、日本への送料$17.95と合わせると、合計で約14,500円という計算です。
iPhoneユーザーへのちょっと変わったプレゼントとしても喜ばれそうです。