米FOSSIL、活動量計メーカー「MISFIT」を320億円で買収

時計メーカーの米FOSSIL(フォッシル)が、MISFITを買収することで合意したと報じられています。

Misfit Wearables社は、スマートフォンと連携するアクティビティー・トラッカーを開発・販売するスタートアップです。

初めての製品はIndiegogoキャンペーンから生まれ、ボタン電池式で数ヶ月間使用可能、高い防水性能などのユニーク機能で、他の活動量計との差別化を図ってきました。

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しかしながら、競合するスタートアップ企業のFitbitやJawboneの業績が伸び悩む中、大手時計メーカーの一員となり、ブランドや販路を活用していく道を選んだようです。

MISFITは、創業時期がスティーブ・ジョブズの命日と重なること、創業メンバーにジョン・スカリーがおり、また「”Think Different” キャンペーン」から社名を引用しているなど、なにかとアップルとのゆかりのある会社でもあります。

買収額は2億6千万ドル(約320億円)で、年内にも取引が完了すると伝えています。