iOS 9で問題となっていた「時計がズレる問題」が解消したようです。
この問題は、iOSデバイスに内蔵されている時計が徐々にズレていくというもので、iOS 9をインストールした多くのユーザーによって症状が確認されています。
この問題は、iOS 9のベータ版ですでに発生していたとされますが、修正の優先順位が低かったのか、iOS 9の正式版およびiOS 9.0.1にも継承されていました。
また、先日リリースされたiOS 9.0.2では、適用時にズレが一旦リセットされるものの、その後またズレはじめる現象があり、根本的な解決は行われていないとみられていました。
しかしながら、本日10月2日午前10時過ぎに、手元のiOS 9.0.2をインストールしたデバイス5台を確認したところ、いずれもズレが解消していることが判明しました。
これに対し、iOS 9.0.1のデバイス(2台)の時計はズレたままのため、修正がiOS 9.0.2に含まれていると推測されます。
また、iOS 9.0.2の配信から問題の解消まで時間が経っていることから、一定時刻でリセットするプログラムを追加した、または時刻を合わせるサーバー側で何かを変更したことも考えられます。
iOSデバイスの時計が合っているか確認する方法
端末の内蔵時計が合っているか(もしくはズレているか)は、情報通信研究機構の日本標準時のサイトで確認できます。
「地域標準時との差」の欄に「合っています」と表示、または誤差が非常に小さい(0.1秒など)、問題は解消していると考えられます。
この問題は、1日あたりのズレは3〜4秒と小さいものの、それが日々累積していくため、時限型のワンタイムパスワードによる認証が失敗するなど、問題が広がりつつありました。
ちなみに筆者の周囲では、Apple Watchとペアリングしているデバイスはズレない、という法則がみられました。
アップルはこの問題について正式な発表をしておらず、よって解決したのかどうかも明らかではありません。
ぜひ、ご自身デバイス(iOS 9.0.2)で確認してみてください。
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