iPad mini 4で行ったベンチマークテストの結果が掲載されていました。
昨年の「iPad mini 3」がマイナーアップデートだったこともあり、iPad mini 4のパフォーマンスに向上が注目されますが、はやくもArs Technicaがテスト結果を公開してくれました。
まずはスペックですが、プロセッサー「Apple A8」のクロックは1.5GHzで、メモリは2GBを搭載。
おなじくApple A8を搭載しているiPhone 6・6 Plusの場合は、1.4GHzおよび1GBのメモリで、これよりも性能が高いことなります。
ベンチマークは、iOSデバイスの性能を計測するスタンダードとなっている『Geekbench 3 』を使用。
まずは、プロセッサーのシングルコアからみていくと、iPad mini 2・3を大きく引き離し、iPad Air 2にも迫るスコアになっています。
(元記事のグラフが今ひとつ見やすくないので、見慣れたGeekBenchのグラフに追加してみました)
次はマルチプロセッサーのスコア。
さすがにトリプルコアのiPad Air 2からは大きく引き離されていますが、iPad mini 2・3と比較すると、約25〜30%の性能向上がみられます。
公開されている結果はプロセッサーのみで、グラフィクスの性能は続報を待つ必要がありますが、アップルによれば60%向上しているとのこと。
iPad mini 4は、プロセッサーのほかに、Sightカメラが8Mピクセル(以前は5M)、スローモーションやバーストモードへの対応、7.5ミリから6.1ミリへ薄型化など、全般に進化しています。
また、iPad miniシリーズでは唯一、2つのアプリを並べて同時に使えるiOS 9の新機能「Split View」に対応している点も見逃せません。
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