Spigen(シュピゲン)の新しいApple Watch用充電スタンド『Spigen S350』を購入してみました。
Apple Watchを購入すると、毎晩ケーブルに接続して充電するという日課が「もれなく」付いてきます。
このスタンドは、Apple Watchを枕元で充電しながら、目覚まし時計として利用してしまおう、という製品です。
パッケージの内容は、充電スタンド本体、38mmケース用のスペーサー、取扱説明書、正規品確認用のシリアル番号、の4点です。
素材はTPU(熱可塑性ポリウレタン)で、硬いゴムのような手触りです。
リングのような部分に、純正Apple Watchケーブルの充填端子をはめ込んで使用します。
リングの内側はリブのような加工が施してあり、充電端子をしっかりと固定できます。
実際に端子をはめ込んたところ。
Apple Watch Sportの樹脂製にも対応しています。
底面には本体のズレを防ぐ「Nanotac」という粘着シートのような素材が貼ってあります。
吸着力が弱ってきても、水で洗って乾燥させれば回復するとのこと。
一般的なスタンドとは異なり、下のようにApple Watchを横置きにして充電します。
これは、今秋の公開予定の「watchOS 2」の新機能、「ナイトスタンドモード」を想定しているためです。
「ナイトスタンドモード」は、枕元で充電しているApple Wtachをアラームクロックとして利用する機能です。
このモードでは、いずれかのボタンまたは画面に触れると時刻を横向きで表示。
さらに、デジタルクラウンが「SNOOZE(スヌーズ)」、サイドボタンが「OFF(アラームオフ)」として機能し、まるでApple Watchが小さな目覚まし時計のようになります。
「ナイトモード」はこのようなスタンドがなくても使えますが、Apple Watchを硬い表面に直に置くと、ホコリなどに含まれる鉱物によるキズが心配です(とくにステンレス・ケースの場合)。
ある程度柔らか材質に置く方が安心で、かつ安定しています。
ナイトスタンドモードは「watchOS 2」の目玉のひとつですが、それに対応したスタンドはほとんど無いのが現状です。
シンプルな造りのお陰で、価格も実売1,590円前後とリーズナブル。
Apple Watchを枕元で充電している方は、検討してみてはいかがでしょうか。