アップルが、「NFCフォーラム」に加盟していることが判明しました。
「NFCフォーラム」は、180以上の企業が参加するNFC(近距離無線通信)の標準化団体で、アップルは同団体の14番目のスポンサーとして参加。
スポンサー(会費US$50,000/年)は理事の席をひとつ与えられるため、今後の標準化作業に影響を及ぼすことが可能になります。
アップルは、iPhone 6・iPhone 6 Plus・Apple WatchにNFCを搭載し、決済サービス「Apple Pay」に活用しています。
Apple Payの普及へ向け、今後もNFC対応デバイスを増やしていくことは間違いなく、フォーラムでの発言権を得るための動きとみられます。
標準化への影響力もさることながら、ユーザーとして期待するのは、アップルのより積極的なNFCの活用です。
例えば、NFCによるBluetoothのペアリング機能などはとても便利ですが、なぜかiPhone 6・6 Plusでは制限されており、利用することができません。
アップルのフォーラム加盟をきっかけに、NFCの積極的な利用に期待したいところです。