米国のアップルが、MVNO事業の立ち上げを計画していると報じられています。
Business Insiderが入手した情報によると、アップルが米国および欧州でMVNO事業立ち上げに向け交渉を行っている、とのこと。
MVNO(仮想移動体通信事業者)は、他の事業者(キャリア)からネットワークをリースし自社ブランドで通信サービスを提供。最近よく目にする「格安SIM」「格安スマホ」などはこれを利用したものです。
アップルはは昨年10月より米国内のiPad向けに、1枚のSIMで接続するキャリアを選択・変更できる「Apple SIM」を販売していますが、アップルブランドのMVNOは、この「Apple SIM」のように自在にキャリアを変更できるものになるようです。
アップルがキャリアとの交渉を行っていること広く知られており、MVNO事業の計画は「公然の秘密」になっているとのこと。
この計画は最低でも5年はかかるとの見方もあり、実現するとしても「iPhone 9」が発売される頃になっているかもしれません。