Spigen(シュピゲン)のApple Watch用保護ケース『Spigen Apple Watch Tough Armor』を購入、試してみました。
同社はApple Watch用のケースをいくつか販売していますが、この「タフ・アーマー」には、
- TPUとポリカーボネートのハイブリッド構造
- スクリーンガードをビルトイン
- ビビットなカラーオプション(オレンジ)
など、他には無い特徴があります。
パッケージには、ケース本体、スクリーンガード付きフロントパネル、正規品を証明するシリアルカードが内蔵されています。
ケースの取り付けは、Apple Watchのバンドを外して行います。
素材は柔軟性のあるTPUなので、デジタルクラウンの側から入れると割とすんなりはまってくれます。
次はフロントパネルの取付け。
フロントパネルはポリカーボネート製で、画面を保護するプロテクターが付いています。
フロントパネルの4隅にある突起はネジではなく、位置のズレを防ぐためのもの。
実際には本体にある「ツメ」にはめることで、2つのパーツが一体化する仕組みになっています。
装着する際は、力任せにフロントパネルを上から押し付けるのではなく、軽く押しながら本体の側面のツメのある辺り(下の画像の矢印)を押してあげるのがコツ。
42mm ステンレスモデル ブラックスポーツバンドに装着したところ。
全てのツメがしっかりはまると隙間が無くなり、簡単には外れなくなります。
フロントパネルのフレーム部分には、「TOUGH ARMOR」「SHOCK RESIST」という文字が刻まれています。
横からみたところ。
Apple Watchのほぼ全面を保護するケースですが、背面は露出しているので、心拍センサーや充電はそのまま利用できます。
正面からみると、デジタルクラウンはケースに埋没し、保護されています。
押すことに問題ありませんが、回す際は指がケースに当たり、やや使いにくくなります。
サイドボタンは、操作性を損なうことがないよう、ボタンの上にボタンが乗っている構造になっています。
本体の左側面にあるマイクとスピーカーは、正確な位置に穴が開いているので、機能性に問題はありません。
腕に着けてみたところ。
外見がタフなルックスに変貌し、良くも悪くも「Apple Watchらしさ」が失われた印象です。
画面はスクリーンガードで覆われていますが、タッチパネルの反応に大きな違いは感じられませんでした。
この「タフ・アーマー」には、フロントパネルの色がことなる3つのバリエーションがあり、今回購入した「タンジェリン・タンゴ」のほかに、「ガンメタル」と「シャンパン・ゴールド」があります。
価格は3,690円(税・送料込)。
スクリーンガードは、一度貼ったら剥がせないフィルム類とは異なり、いつでも取り外すことができ、必要に応じて掃除もできます。
見た目の印象がガラリと変わるので、「Apple Watchしてます」感を消したいときや、着せ替え的にデザインを変えたいときに最適かもしれません。