アップルが、iOS 9で地図アプリに乗換案内機能を追加すると報じられています。
9to5Macの記事よると、米国・カナダ・ヨーロッパ・中国の一部都市で、鉄道・バスなどの公共交通機関の乗換案内機能が利用可能になるとのこと。
第一弾として、米国ではニューヨークとサンフランシスコ、カナダはトロント、ヨーロッパではロンドン・パリ・ベルリンが候補となっているようです。
これらの都市に続く第2弾として、ボストンと東京が最優先される見込みですが、東京の複雑な交通網が原因でリリースがさらに先になる可能性もあるとしています。
iOSの次期バージョンである「iOS 9」は、6月8日(現地時間)から開催される開発者向けのイベント「WWDC 15」でお披露目され、次期iPhoneが発売される秋頃に一般へと公開されると予想されます。
アップルは2012年に公開されたiOS 6より、標準の地図アプリをそれまでのGoogleマップから自社製に変更しています。
リリース当初の様々な問題は改善されましたが、未だに機能面でGoogleマップに劣っていると言わざるを得ません。
とくに、公共交通機関が発達している日本では、乗換案内はドライブのルート案内よりも優先度が高く、地図アプリの要ともいえる機能です。
Googleマップが使える現状は別段困ることもありませんが、国内での実装を期待したいところです。
Google Maps
ナビゲーション:27.2 MB
価格:無料
開発:Google, Inc.