「iPad mini 4 (仮称)」のバックパネルとされるパーツの動画と写真が掲載されています。
昨年秋に発売された「iPad mini 3」は、Touch IDを追加しただけのマイナーチェンジで、スペックやデザインを刷新した次期モデルが近く発売されるとの噂があります。
【関連記事】アップル、「Apple A8」を搭載した「iPad mini 4」を近く発表か
その証拠ともいえるのが、今回掲載されたバックパネルとされるパーツの動画・写真と写真です。
一見するとセルラーモデルのiPad mini 3のようですが、細部をみていくと、iPad Air 2のデザインを踏襲した変更が加えられていることがわかります。
ひとつ目は、iPad mini 3では背面の上部中央にあったマイクの穴。
このパーツではカメラの横に移動しています。
もうひとつのマイクの穴は、側面のボタンの上に移動。
また、サウンドまたは画面ロックのためのスイッチがなくなり、ボリュームボタンの間に溝がある彫られています。
これらの変更も、iPad Air 2で行われたものと同じです。
下の面を撮影した写真では、iPad mini 3よりも薄くなっているように見えます。
それに伴い、スピーカーグリルが2列から1列へと変更されています。
iPad Air 2は、20nmプロセスで製造された「Apple A8X」によりバッテリー容量を削減。さらに新しい「フルラミネーションディスプレイ」を採用することで、薄型化に成功しています。
今回のパーツも薄型化していることから、「iPad mini 4」にもiPad Air 2と同等のディスプレイ・プロセッサーが使われる、と予想することができます。