米銀行・Bank of America(バンカメ)が、同社のカードによる「Apple Pay」の登録が110万を突破したと発表しました。
「Apple Pay」は、アップルが提供する独自の決済システムで、昨年10月から米国でサービスを開始しています。
「Apple Pay」を利用するには、iPhone 6をはじめとする対応デバイスに、提携している銀行が発行するクレジットカードやデビットカードを登録する必要があります。
提携銀行のひとつでであるBank of Americaの発表によると、同社の顧客80万人がおよそ110万枚のカードを登録済みとのこと。
サービス開始後間もないことを考えると、順調なスタートのように思えます。
現在のところ、「Apple Pay」に対応しているデバイスは次のとおり:
- iPhone 6 (店頭・アプリ)
- iPhone 6 Plus (店頭・アプリ)
- iPad Air 2 (アプリのみ)
- iPad mini 3 (アプリのみ)
- Apple Watch (予定)
米国では、「Apple Pay」に対応している(登録可能な)クレジットカードが90%を超えるとされ、対応デバイスの増加および店舗側の環境が整えば、普及に弾みがつくと思われます。
いまのところ「Apple Pay」は米国内のみで提供されていますが、カナダおよびその他の国への展開も準備中との情報もあります。